特許
J-GLOBAL ID:200903067739213250
継承機能を持つ階層型分散データベース・システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291648
公開番号(公開出願番号):特開平6-139128
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】分散DBシステムにおいて、DB間に継承関係で階層構造を持たせ、あたかも集中型のデータベースであるかのように振舞う階層型分散DBシステムのを実現。【構成】各個別のDBを、(1) インスタンスフレームの一部あるいは全体が実際の値を持たずしかもその値に対するアクセスが発生した場合はクラスフレームで定義した省略時解釈値を継承し、(2) 省略時解釈値はデータまたは手続きであり、手続きの場合はそれを実行した結果得られる値を継承値とし、(3) クラスや省略値解釈値の定義が自在であり、定義からインスタンスフレームの参照メソド等を自動的に生成する機構を備え、(4) 自分の上位DBの所在情報を持ち、(5) 存在しないインスタンスフレームの参照時、上位DBの値を参照する必要のあるクラスの省略時解釈値をDB継承デーモンとすることができるように構成する。
請求項(抜粋):
分散データベースシステムにおいて、各個別のデータベースは、(1) そのデータがすべてフレーム型知識表現の形式をとると共に、各実データがインスタンスフレームの形をとり、その各インスタンスフレームは種類ごとに一般的な共通情報を持つクラスフレームに属し、インスタンスフレームの一部あるいは全体が実際の値を持たずしかもその値に対するアクセスが発生した場合はクラスフレームで定義した省略時解釈値を継承し、(2) 省略時解釈値は固定のデータあるいは手続きのいずれの形式もとることができ、手続きの場合はそれを実行した結果得られる値を継承値とし、(3) クラスや省略値解釈値の定義が自在であり、定義からインスタンスフレームの参照メソド等を自動的に生成する機構を有し、(4) 各個別データベースは自分の上位データベースの所在情報を持ち、(5) 存在しないインスタンスフレームを参照する時、上位データベースの値を参照する必要のあるクラスの省略時解釈値をデータベース継承デーモンとすることができるように構成されて成ることを特徴とする継承機能を持つ階層型分散データベース・システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 545
, G06F 12/00 505
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