特許
J-GLOBAL ID:200903067740785845

耐孔食性に優れたステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117834
公開番号(公開出願番号):特開平6-306553
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 塩素イオン存在下で使用する高Cr、高Moオーステナイトステンレス鋼において、Cr、Mo、Nの含有量を多くしても、熱間加工性および耐食性の劣化をまねく好ましくない金属間化合物の生成をを少なくする。【構成】 重量%でC:0.05%以下、Si:1.0%以下、Mn:6.0%以下、Cr:15.0〜30.0%、Ni:22.0〜35.0%、Mo:7.0〜12.0%、N :0.15〜0.50%、Al:0.01%以下、Nb:0.5%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ式 40≦Cr+3Mo+10N≦60を満足する成分組成であるガス噴霧または水噴霧によるステンレス鋼アトマイズ粉末を加工性の良好な材質であるカプセルに充填した充填体の固化工程により固化形成してなる耐食性に優れたステンレス鋼で、図1の顕微鏡写真に見られるように金属間化合物の析出は観察されない。
請求項(抜粋):
ガス噴霧または水噴霧による下記化学成分のステンレス鋼のアトマイズ粉末を加工性の良好な材質であるカプセルに充填した充填体を固化工程により固化形成してなることを特徴とする耐孔食性に優れたステンレス鋼。記:重量%でC:0.05%以下、Si:1.0%以下、Mn:6.0%以下、Cr:15.0〜30.0%、Ni:22.0〜35.0%、Mo:7.0〜12.0%、N:0.15〜0.50%、Al:0.01%未満、Nb:0.5%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ下記の数式1を満足する成分組成であるオーステナイト系ステンレス鋼。【数1】40≦Cr+3Mo+10N≦60
IPC (6件):
C22C 38/00 304 ,  C22C 38/00 302 ,  B22F 3/02 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/48 ,  C22C 38/58

前のページに戻る