特許
J-GLOBAL ID:200903067747393578

アルミニウム基板のための非クロム酸酸化物被覆

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-535631
公開番号(公開出願番号):特表2003-514116
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】腐食抵抗と基板上の塗料接着特性とを発揮する酸化物膜コバルト転化被覆を形成する、商業的実用性のある改良された処理方法であって、基板はアルミニウムまたはアルミニウム合金であり、この処理方法はステップ(a)および(b)を含む。(a)反応水溶液を含み、トリエタノールアミン(TEA)を含有せず、以下の出発物(1)から(4)を反応させることにより調整される、酸化物膜を形成するコバルト転化溶液を提供するステップ。(1)水溶性コバルト(II)塩CoX2、ただしX=Cl、Br、NO3、CN、SCN、1/3PO4、1/2SO4、1/2CO3、蟻酸塩または酢酸塩、(2)MeNO2、MeAc、MeFm、NH4AcおよびNH4Fmからなる群から選択された水溶性錯化剤、ただし、MeはNa、KまたはLiであり、Acは酢酸塩であり、Fmは蟻酸塩、(3)NaClO3、NaBrO3およびNaIO3からなる群から選択された促進剤、(4)水。(b)基板の表面を酸化するために十分な時間の間、基板を反応水溶液と接触させ、それによって酸化物膜コバルト転化被覆を形成し、腐食抵抗と塗料接着特性とを基板に与えるステップ。さらに、アルミニウムまたはアルミニウム合金基板上の酸化物膜コバルト転化被覆を製造する、商業的実用性のある化学転化被覆溶液が開示され、前記溶液は反応水溶液を含み、トリエタノールアミン(TEA)を含有せず、以下の出発物(1)から(4)を反応させることにより調整される。(1)水溶性コバルト(II)塩CoX2、ただしX=Cl、Br、NO3、CN、SCN、1/3PO4、1/2SO4、1/2CO3、蟻酸塩または酢酸塩、(2)MeNO2、MeAc、MeFm、NH4AcおよびNH4Fmからなる群から選択された水溶性錯化剤、ただしMeはNa、KまたはLiであり、Acは酢酸塩であり、Fmは蟻酸塩、(3)NaClO3、NaBrO3およびNaIO3からなる群から選択された促進剤、(4)水。
請求項(抜粋):
腐食抵抗と基板上の塗料接着特性とを発揮する酸化物膜コバルト転化被覆を形成する、商業的実用性のある改良された処理方法であって、前記基板はアルミニウムまたはアルミニウム合金であって、前記処理方法は、 (a) 反応水溶液を含み、トリエタノールアミン(TEA)を含有せず、以下の出発物 (1) 水溶性コバルト(II)塩CoX2、ただしX=Cl、Br、NO3、CN、SCN、1/3PO4、1/2SO4、1/2CO3、蟻酸塩または酢酸塩、 (2) MeNO2、MeAc、MeFm、NH4AcおよびNH4Fmからなる群から選択された水溶性錯化剤、ただし、MeはNa、KまたはLi、Acは酢酸塩、Fmは蟻酸塩、 (3) NaClO3、NaBrO3およびNaIO3からなる群から選択された促進剤、 (4) 水を反応させることにより調整される、酸化物膜を形成するコバルト転化溶液を提供するステップと、 (b) 前記基板の表面を酸化するために十分な時間の間、前記基板を前記反応水溶液と接触させて、前記酸化物膜コバルト転化被覆を形成し、腐食抵抗と塗料接着特性とを前記基板に与えるステップとを含む、処理方法。
IPC (2件):
C23C 22/66 ,  C23C 22/83
FI (2件):
C23C 22/66 ,  C23C 22/83
Fターム (17件):
4K026AA09 ,  4K026BA08 ,  4K026BB06 ,  4K026BB08 ,  4K026CA15 ,  4K026CA23 ,  4K026CA30 ,  4K026CA31 ,  4K026CA32 ,  4K026CA33 ,  4K026CA34 ,  4K026CA36 ,  4K026CA38 ,  4K026DA04 ,  4K026DA13 ,  4K026EA08 ,  4K026EB02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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