特許
J-GLOBAL ID:200903067748354045

ディーゼルエンジンの電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331681
公開番号(公開出願番号):特開平7-189794
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】この発明は、回転角センサからの回転パルス信号にノイズが混入した場合に、正常な燃料噴射制御が確保されるようにするディーゼルエンジンの電子制御装置を提供することを目的とする。【構成】ステップ211 でなまし前の噴射量を求め、ステップ212 、213 でなましを実施し、また加速中でないことが判定されさらにステップ215 でなまし制御禁止フラグXNENG=1でないことが判定されたときに、ステップ220 で最終の噴射量を算出する。ステップ215 でなまし実施ではないと判定されたときに、ステップ221 で回転パルスが正常で且つステップ222 でXNENG=1が判定されたとき、ステップ223 でステップ211 で求めたなまし制御前の噴射量を今回噴射量として燃料噴射量制御が行われ、禁止フラグがセットされているときは、そのときの回転パルス信号に基づく噴射量制御のなまし制御が禁止される。
請求項(抜粋):
エンジンの回転に同期して回転駆動され、外周部に特定数の連続した等間隔の歯を有すると共に特定される回転角位置で欠歯を有する回転体を備え、この回転体の歯の存在を検出して回転パルス信号を発生する回転角センサ機構と、この回転角センサ機構からの前記回転パルス信号を順次計数すると共に、前記欠歯位置の検出でその計数値がクリアされる回転パルス計数手段と、この回転パルス計数手段の計数値が前記特定数に計数されてから、この計数手段がクリアされるまでの時間間隔を前記エンジンの回転速度情報として求める回転速度算出手段と、この回転速度算出手段で求められた回転速度に基づいて、前記エンジンに対する燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段と、前記回転パルス計数手段の計数値が前記特定数を越える状態で回転パルス異常に対応するなまし制御禁止フラグ設定手段と、前記禁止フラグが設定された状態で、なまし制御前で求められた噴射量を今回噴射量として設定する燃料噴射量設定手段と、を具備したことを特徴とするディーゼルエンジンの電子制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-061754

前のページに戻る