特許
J-GLOBAL ID:200903067748471114

抗体のリフォールディング方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-323662
公開番号(公開出願番号):特開2003-128699
出願日: 2001年10月22日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 変性状態にある抗体を、活性を有する正しい高次構造に戻し、活性な状態に変換する効率的な方法を提供する【解決手段】変性状態にある抗体に対し、界面活性剤を添加し、次いで重合度が17以上の環状α-1,4-グルカンを添加することにより、抗体を活性な状態に変換する。
請求項(抜粋):
変性状態にある抗体に対し、界面活性剤と重合度が17以上の環状α-1,4-グルカンを作用させることにより、抗体を活性な状態に変換する方法。【請求項2】変性状態にある抗体が、微生物により不溶性の封入体として生産された抗体であり、かつその不溶性の封入体が変性剤により可溶化されたものである、請求項1記載の方法。【請求項3】抗体が、一本鎖抗体である、請求項1または2記載の方法【請求項4】界面活性剤がポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオキシエチレンドデシルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルまたはスクロース脂肪酸エステル、CTAB、デオキシコール酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイドまたはSB3-14である請求項1に記載の方法。【請求項5】変性状態にある抗体に過剰量の界面活性剤を添加することにより、抗体を変性状態にしている物質を希釈すると共に、抗体分子同士の凝集を防ぎ、次いで重合度が17以上の環状α-1,4-グルカンを添加し、その包接能を利用して前記界面活性剤を除き、抗体を正しい高次構造に戻し、活性な状態に変換する方法。
IPC (3件):
C07K 16/00 ,  C07K 1/113 ,  C12P 21/08
FI (3件):
C07K 16/00 ,  C07K 1/113 ,  C12P 21/08
Fターム (14件):
4B064AG27 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CE02 ,  4B064CE20 ,  4B064DA01 ,  4B064DA13 ,  4B064DA16 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045DA75 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045GA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 1本鎖Fv抗体の製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-027622   出願人:東ソー株式会社
  • 人工シャペロン用キット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-071533   出願人:農林水産省食品総合研究所長, 生物系特定産業技術研究推進機構
引用文献:
審査官引用 (2件)

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