特許
J-GLOBAL ID:200903067750901355

ERCC1及びTS発現に基づく化学療法剤投与計画の決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  中村 和広 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-558541
公開番号(公開出願番号):特表2004-535771
出願日: 2001年11月09日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
本発明は、医学、特に癌の化学療法、に有用な予測方法に関する。本発明の目的は、固定されたか、又は固定され、そしてパラフィン包埋された組織中のTS及び/又はERCC1発現レベルを評価するための方法を提供すること、並びに患者の腫瘍細胞中のTS及び/又はERCC1 mRNA量の検査し、そしてそれをそれらの遺伝子についての所定の発現閾値と比較することによって5-FU及びオキサリプラチン・ベースの療法により治療されるべき患者の腫瘍の予想される抵抗性を予測することである。より特に、本発明は、オリゴヌクレオチド・プライマー対ERCC1及びTS、並びにそれぞれERCC1及びTS mRNAのレベルを検出するためのそれらの使用を含む方法に対して提供される。
請求項(抜粋):
患者の腫瘍を治療するための、5-フルオロウラシル、オキサリプラチン、又はその組み合わせ物を含む化学療法剤投与計画の決定方法であって、以下のステップ: (a) 上記腫瘍の組織サンプルを得、そして上記サンプルを固定して、固定された腫瘍サンプルを得; (b) 上記固定された腫瘍サンプルからmRNAを分離し; (c) 上記mRNAを、ストリンジェントな条件下でERCC1遺伝子の一定領域にハイブリダイズするオリゴヌクレオチド・プライマー対、又はストリンジェントな条件下、TS遺伝子の一定領域にハイブリダイズするオリゴヌクレオチド・プライマー対のいずれかを用いた増幅に供して、ERCC1又はTS増幅サンプルを得; (d) 上記増幅サンプル中のTS又はERCC1 mRNA量を測定し; (e) ステップ(d)からのTS又はERCC1 mRNA量を内部標準遺伝子のmRNA量と比較し;そして (f) 上記増幅サンプル中のTS及び/又はERCC1 mRNA量、並びにTS及び/又はERCC1遺伝子発現に関する閾値に基づいて、5-フルオロウラシル、オキサリプラチン、又はその組み合わせ物を含む化学療法剤投与計画を決定する、 を含む上記化学療法剤投与計画の決定方法。
IPC (6件):
C12N15/09 ,  A61K31/282 ,  A61K31/513 ,  A61P35/00 ,  A61P43/00 ,  C12Q1/68
FI (6件):
C12N15/00 A ,  A61K31/282 ,  A61K31/513 ,  A61P35/00 ,  A61P43/00 121 ,  C12Q1/68 A
Fターム (25件):
4B024AA12 ,  4B024CA04 ,  4B024CA09 ,  4B024CA12 ,  4B024HA12 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR42 ,  4B063QR62 ,  4B063QS12 ,  4B063QS25 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC43 ,  4C086MA02 ,  4C086NA10 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC75 ,  4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206JB14 ,  4C206MA02 ,  4C206NA10 ,  4C206ZB26
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (8件)
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