特許
J-GLOBAL ID:200903067761949074

ゆるみ止めナットを用いて物品を位置決め支持する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206482
公開番号(公開出願番号):特開平6-066309
出願日: 1988年04月30日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 周期的振動等の外部からの荷重を受ける物品を長期的に確実に位置決め支持し得るようにする。【構成】 一端側にネジ部1aを有するロッド1に遊嵌された物品Wを、前記ロッド1における反ネジ部側に介設された弾性部材2と前記ネジ部1aに螺合されるゆるみ止めナット3とによって中間位置に位置決め支持する方法において、前記ゆるみ止めナット3を、頂面側3bに不完全ネジ部B、あるいは不完全ネジ部Bおよび円筒状部Cを持つ剛性の高い弾性材料により構成するとともに、該不完全ネジ部Bを完全ネジ部Aと同一のピッチとし、不完全ネジ部Bの谷径d1を、前記ロッド1におけるネジ部1aの外径より小さく且つネジ有効径d0よりも大きくなし、不完全ネジ部Bの谷底部の形状を、台形ネジと同一の形状とし、円筒状部Cの内径d2を、前記ロッド1におけるネジ部1aの外径よりも小さく且つネジ有効径d0よりも大きくなすようにしている。
請求項(抜粋):
一端側にネジ部を有するロッドに遊嵌された物品を、前記ロッドにおける反ネジ部側に介設された弾性部材と前記ネジ部に螺合されるゆるみ止めナットとによって中間位置に位置決め支持する方法であって、前記ゆるみ止めナットは、頂面側に不完全ネジ部、あるいは不完全ネジ部および円筒状部を持つ剛性の高い弾性材料からなっており、該不完全ネジ部は完全ネジ部と同一のピッチであり、不完全ネジ部の谷径は、前記ロッドにおけるネジ部の外径より小さく且つネジ有効径よりも大きくされ、不完全ネジ部の谷底部の形状は、台形ネジと同一の形状とされ、円筒状部の内径は、前記ロッドにおけるネジ部の外径よりも小さく且つネジ有効径よりも大きくされていることを特徴とするゆるみ止めナットを用いて物品を位置決め支持する方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-121355

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