特許
J-GLOBAL ID:200903067762477885

中間相のボンドコート付きサーマルバリアコーティングを形成した物品及びこの物品にサーマルバリアコーティングを形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085886
公開番号(公開出願番号):特開平8-260128
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、酸化と腐食の保護を必要とする高温で作動するガスタービンエンジンとその他の超合金の部品又は物品に使用する改良型サーマルバリアコーティングシステムを提供することにある。【構成】 このため、この発明は、ガスタービンエンジンに使用するサーマルバリアで保護されたニッケル基又はコバルト基の超合金の部品とその製法とを提供するものであり、このサーマルバリアコーティングシステムは多層構造体含む。前記サーマルバリアコーティングシステムの第1ボンドコート層は、前記超合金部品(基板)上に化学蒸着させた白金改良の拡散アルミニウム化物層から成る。前記拡散アルミニウム化物層は、前記基板に隣接する内側の拡散ゾーンと、外側の層領域と、を含むとともに、前記外側の層領域は、アルミニウムと、この超合金の組成によってニッケルとコバルトの内の少なくとも一方と、の白金改良(白金含有)の中間層から成る。
請求項(抜粋):
ニッケル基超合金とコバルト基超合金の内の少なくとも一方の超合金から成る基板と、前記基板上に形成させた化学蒸着による拡散アルミニウム化物層であって、固溶体の中間相から成る外側の層領域を有するとともに前記基板に隣接する内側の拡散ゾーン領域を有し、前記中間相が、アルミニウムとニッケル、アルミニウムとコバルト、又はアルミニウムと白金の各金属間化合物に対して不定比になるように重量比約18%乃至約28%の範囲内の平均アルミニウム濃度と、重量比約8%乃至約35%の範囲内の平均白金濃度と、重量比約50%乃至60%の範囲内の平均ニッケル濃度と、を有し、前記外側の層領域には前記中間相以外の相成分が実質的に無い、前記拡散アルミニウム化物層と、前記拡散アルミニウム化物層上の熱成長アルファアルミナ層と、前記熱成長アルファアルミナ層上のセラミックサーマルバリア層と、を具備することを特徴とする、ガスタービンエンジンに使用する中間相のボンドコート付きサーマルバリアコーティングを形成した物品。
IPC (4件):
C23C 10/48 ,  C23C 14/14 ,  C23C 16/30 ,  F02C 7/00
FI (4件):
C23C 10/48 ,  C23C 14/14 B ,  C23C 16/30 ,  F02C 7/00 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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