特許
J-GLOBAL ID:200903067767392004

テープ走行方向切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-073841
公開番号(公開出願番号):特開2000-268448
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 支障なくテープ走行方向を切り替え、しかも、テープ走行方向の切り替えに要する時間を大幅に短縮できるようにする。【解決手段】 タイミング制御回路24を設け、タイミング制御回路24において、ローディングモータ15の動作期間に対応した制御信号C5と、キャプスタンモータ17の回転方向を制御するための制御信号C4とに基づいて、ローディングモータ15の動作開始のタイミングに対してキャプスタンモータ17の回転方向の反転タイミングを回転方向に応じて所定時間だけ遅延させる制御信号C6を生成する。そして、この制御信号C6に基づいてキャプスタンモータ17の駆動出力を生成してキャプスタンモータ17を回転させることにより、リールの駆動とテープ自体の駆動とを同一方向に同時に開始させる。
請求項(抜粋):
テープ状記録媒体のテープをキャプスタンとピンチローラとで挟持駆動したまま前記テープの走行を正逆方向に切り替えるテープ走行方向切替装置であって、前記テープの正方向走行時に前記テープを繰り出す一方、前記テープの逆方向走行時に前記テープを巻き取るサプライリールを駆動するサプライリールのギアと、前記テープの正方向走行時に前記テープを巻き取る一方、前記テープの逆方向走行時に前記テープを繰り出すテイクアップリールを駆動するテイクアップリールのギアと、前記テイクアップリール側に設けられ、かつ、前記テープの正方向走行時に前記テープを前記サプライリール側から前記テイクアップリール側に走行させる一方、前記テープの逆方向走行時に前記テープを前記テイクアップリール側から前記サプライリール側に走行させるキャプスタン及びピンチローラと、その位置によって前記サプライリールのギアと前記テイクアップリールのギアのいずれか一方に駆動力を伝達するアイドラーギアと、前記キャプスタンを回転駆動するとともに、前記アイドラーギアに連結されて前記アイドラーギアを回転駆動する第1の駆動手段と、前記アイドラーギアが前記サプライリールと前記テイクアップリールのいずれかに前記第1の駆動手段からの回転駆動力を伝達するように、前記アイドラーギアの位置を切り替えるためにこれを駆動する第2の駆動手段と、前記テープの走行を正方向の状態から逆方向に切り替える指示信号に応じて前記第2の駆動手段を動作開始させ、前記第2の駆動手段の動作開始のタイミングから時間T1だけ遅延させて前記アイドラーギアが前記サプライリールのギアに噛合する前に前記第1の駆動手段の回転方向を逆方向に反転させる第1制御手段と、前記テープの走行を逆方向の状態から正方向に切り替える指示信号に応じて前記第2の駆動手段を動作開始させ、前記第2の駆動手段の動作開始のタイミングから前記時間T1より長い時間T2だけ遅延させて前記アイドラーギアが前記テイクアップリールのギアに噛合する前に前記第1の駆動手段の回転方向を正方向に反転させる第2制御手段とを、有するテープ走行方向切替装置。
IPC (2件):
G11B 15/30 ,  G11B 15/18
FI (2件):
G11B 15/30 ,  G11B 15/18 Z
Fターム (8件):
5D071AA07 ,  5D071DD05 ,  5D071DD20 ,  5D081AA07 ,  5D081BB08 ,  5D081DD06 ,  5D081DD13 ,  5D081FF20

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