特許
J-GLOBAL ID:200903067776359109

自動バイオプシー用針装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲木 次之 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-531622
公開番号(公開出願番号):特表2000-506044
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】カニューレ(4)に摺動可能に挿入されるステム(3)を有するバイオプシー用針装置において、該カニューレ(4)及びステム(3)の双方が箱型のケース(5)に摺動可能に支持されており、該装置が次のものを含む:カニューレ(4)を支持し第一のばね(8)の力を受ける第一の可動アセンブリ(7);ステム(3)を支持し第二のばね(12)の力を受ける第二の可動アセンブリ(13);前記第一の可動アセンブリ(7)及び第二の可動アセンブリ(11)と連動し、前記可動アセンブリ(9,13)がフック手段により前記ケース(5)と結合される操作段階(C)において前記第一のばね(8)及び第二のばね(12)を装填するために前記ケース(5)の外部から操作可能な、装填手段(29);前記第二のばね(12)が開放される中間段階(M)及び前記第一および第二のばね(8,12)の両方が開放される開放段階(S)において該フック手段をアンロックするアンロック要素(15);前記ケース(5)に回転可能に支持され、該ケース(5)と前記アンロック要素(15)との間に介在して、装置(1)が前記装填段階(C)、中間段階(M)及び開放段階(S)を順次切り替える時に該アンロック要素の軸方向移動を可能にする移動手段。
請求項(抜粋):
カニューレ(4)に摺動可能に挿入されるステム(3)から成り、該ステム(3)及びカニューレ(4)は箱型のケースに摺動可能に支持されており、前記ステム(3)の先端の近くに空洞部(6)が設けられ、針(2)が挿入された検査すべき器官の標本を、該標本が前記カニューレにより切除された後に保持できるようになっている装置であって、該装置(1)が次のものを有することを特徴とするバイオプシー針装置:前記カニューレ(4)の末端(手元側)が固定され、また第一の弾性要素(8)が接触しており、さらに前記装置(1)の装填段階(C)において前記ケースの壁に作られた対応する第一のストップ(10)と結合できる第一のフック手段(9)が設けられており、前記第一の弾性要素(8)が圧縮されると弾性反発力が該アセンブリ上に生ずる、第一の可動アセンブリ(7);前記ステム(3)の末端が固定され、また第二の弾性要素(12)が接触しており、さらに前記装置(1)の装填段階(C)において前記ケースの壁に作られた対応する第二のストップ(14)と結合できる第二のフック手段(13)が設けられており、前記第一の弾性要素(8)が圧縮されると弾性反発力が該アセンブリ上に生ずる、第二の可動アセンブリ(11);前記ケース(5)の外部から操作可能であって、その両極端の位置の間での移動により前記アセンブリ即ち第一(7)及び第二(11)のそれぞれの可動アセンブリが引きずられて、前記装置(1)が、前記第一の弾性要素(8)及び第二の弾性要素(12)が解放される解放段階(S)から装填段階(C)に切り替わる、前記第一の可動アセンブリ(7)及び第二の可動アセンブリ(11)の装填手段(29);前記空洞部(6)が前記カニューレ(4)に被覆されていない、及び前記第二の弾性要素(12)が解放されるが前記第一の弾性要素(8)は装填されている、前記装置(1)操作の解放段階(S)及び中間段階(M)のそれぞれにおいて、前記第一のフック手段(9)及び第二のフック手段(13)を対応するストップ(10、14)から外す、少なくとも一つのアンロック要素(15);前記ケース(5)に回転可能に支持され、該ケース(5)と前記アンロック要素(15)との間に介在して、該アンロック要素(15)の軸方向移動を可能にして、前記装置(1)を前記装填段階(C)から前記中間段階(M)へ、さらに前記装填段階(S)へ切り替える、前記装填段階(C)において該装填手段(29)によっても自動的に操作される移動手段。

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