特許
J-GLOBAL ID:200903067783928526

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-245453
公開番号(公開出願番号):特開2002-054408
出願日: 2000年08月14日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 ベーン部材をハウジング部材に対して進角方向もしくは遅角方向に付勢するのに偏平断面の渦巻きばねを用いる場合に、部品点数の増加や加工コストの高騰等を来すことなく、渦巻きばねの端部をハウジング部材に確実に係止できるようにする。【解決手段】 フロントカバー12から突出する締結ボルト11Aの頭部に係止軸部43を設け、この係止軸部43に渦巻きばね3の端部を係止させる。ボルト11Aの締付力は渦巻きばね3の端部に及ばないため、渦巻きばね3の端部には変形が生じない。また、ハウジング本体5とフロントカバー12及びリヤカバー13を結合するボルト11Aの頭部を利用して渦巻きばね3の端部を係止させるため、部品点数の増加等の不具合も生じない。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって駆動される駆動力伝達部材と、外周に機関弁を作動させるための駆動カムを有する一方で前記駆動力伝達部材が必要に応じて相対回転できるように組み付けられ、前記駆動力伝達部材から動力を伝達されて従動回転するカムシャフトと、前記駆動力伝達部材とカムシャフトのいずれか一方と一体化されて回転するハウジング部材と、前記ハウジング部材内に収容され、前記駆動力伝達部材とカムシャフトの他方と一体化されて回転するベーン部材と、前記ハウジング部材内に設けられ、油圧によって前記ベーン部材を回動させる進角油圧室及び遅角油圧室と、前記進角油圧室及び遅角油圧室に連通し、これらの油圧室に選択的に油圧を吸排する油圧吸排手段と、前記ベーン部材をハウジング部材に対して進角方向若しくは遅角方向に付勢する扁平断面の渦巻きばねと、を備え、前記ハウジング部材が、ベーン部材の周域を囲繞する略円筒状のハウジング本体と、このハウジング本体の端面に軸方向に沿う締結ボルトによって結合された板状のカバー部材とによって構成された内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記渦巻きばねの径方向内側の端部を、ベーン部材若しくはそれと一体に回転する部材に係止させる一方で、前記カバー部材の端部から突出する締結ボルトの頭部に係止軸部を設け、前記渦巻きばねの径方向外側の端部をこの係止軸部に係止させたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (8件):
3G018AB12 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA73 ,  3G018FA08 ,  3G018GA02 ,  3G018GA03

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