特許
J-GLOBAL ID:200903067794886833

定温保存物の管理輸送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272315
公開番号(公開出願番号):特開平6-100031
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 凍結血液等の定温保存物収納の貯蔵庫を、運搬車で管理輸送して、定温保存物の異常昇降温による劣化を確実な監視で阻止し、冷凍倉庫等を不要として設備費を削減し、かつ、貯蔵庫の起動を制御して、電源の小容量化、電圧異常降下の阻止、エンジン等過負荷状態の回避を図る。【構成】 一地点で定温保存物を収納の貯蔵庫6が運搬車4に積み込まれて他地点へ輸送され、この間乗務員は温度異常警報手段15を監視し、運搬車4の電源部13で稼動の貯蔵庫6内に昇降温が生じたことを、温度異常警報信号発生手段10、温度異常警報信号受信手段14を介し確認して対応措置をとる。さらに、電源部13による貯蔵庫6の起動に際し、電源部13から非同時起動回路13dを介して順次各貯蔵庫6に所定時差をもって電力を供与し、かつ、貯蔵庫6に付設の起動電流軽減装置11にて、貯蔵庫6への起動電流を漸増させるようにする。
請求項(抜粋):
定温保存物を所要複数個の貯蔵庫に収納して、当該貯蔵庫を運搬車によって一地点から他地点まで搬送するに際し、上記の定温保存物は定温維持手段をもつ複数の貯蔵庫に収納し、これらの各貯蔵庫は、前記運搬車に具備された電源部から、非同時起動回路を介し順次所定の時差をもって電力の供給を受けるようにすると共に、当該各貯蔵庫には、その起動に際して上記の電源部に対しての過負荷状態を回避する起動電流軽減装置と内部温度を検出する温度検出手段と温度異常警報信号発生手段とを具有させ、かつ、当該温度異常警報信号発生手段からの温度異常警報信号を受けて作動する温度異常警報信号受信手段と、これに接続の温度異常警報手段とを、当該運搬車に備えておくことで、この運搬車の乗務員が、上記温度異常警報手段により示される警報を管理して搬送を続けることを特徴とする定温保存物の管理輸送方法。
IPC (3件):
B65D 79/02 ,  B60P 3/20 ,  B65D 81/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-129276

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