特許
J-GLOBAL ID:200903067797302824
低品位炭を原料とする固形燃料の製造方法および製造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
梶 良之
, 須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-276247
公開番号(公開出願番号):特開2007-084717
出願日: 2005年09月22日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】 重質油分と溶媒油分を含む混合油を低品位炭と混合した原料スラリーを蒸発器にて水分蒸発処理し、機械的固液分離器により固液分離し、分離された固体分を乾燥器にてキャリアガスを流しながら加熱して油分を蒸発させて固形燃料を得る一方、この蒸発油分と前記固形燃料以外の浮遊性の石炭微粉末をキャリアガスと共に前記乾燥器から加熱された配管を通して集塵器に送り、石炭微粉末の除去処理をした後、加熱された配管を通して冷却器に送り、前記蒸発油分を液化して回収するに際し、前記集塵器と冷却器の間の配管内閉塞の発生を防止することができる固形燃料の製造方法及び製造装置を提供する。【解決手段】 前記集塵器と冷却器との間の配管の中、冷却器への入り口部及びその近傍で、充分に加熱されず、配管内壁面温度が前記蒸発油分の結露温度以下の配管内壁面に油を流すことを特徴とする固形燃料製造方法、前記油を流す手段を有する装置等。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
重質油分と溶媒油分を含む混合油を低品位炭と混合して原料スラリーを作り、この原料スラリーを蒸発器にて水分蒸発処理し、この水分蒸発処理されたスラリーを機械的固液分離器により固液分離し、これにより分離された固体分を乾燥器にてキャリアガスを流しながら加熱して油分を蒸発させ、これにより固形燃料を得る一方、前記蒸発した油分と前記固形燃料以外の浮遊性の微粉末状固形燃料とをキャリアガスと共に前記乾燥器から加熱された配管を通して集塵器に送り、この集塵器にて浮遊性の微粉末状固形燃料の除去処理をした後、加熱された配管を通して冷却器に送り、この冷却器にて前記蒸発した油分を液化して回収する固形燃料の製造方法であって、
前記集塵器と冷却器との間の配管の中、冷却器への入り口部およびその近傍で、充分に加熱されず、配管の内壁面の温度が前記蒸発した油分の結露温度以下である配管の内壁面に油を流すことを特徴とする固形燃料の製造方法。
IPC (4件):
C10L 5/00
, C10L 5/04
, C10L 9/08
, C10L 9/10
FI (4件):
C10L5/00
, C10L5/04
, C10L9/08
, C10L9/10
Fターム (8件):
4H015AA09
, 4H015AA11
, 4H015AB01
, 4H015BA01
, 4H015BA08
, 4H015BB03
, 4H015BB12
, 4H015CB01
引用特許:
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