特許
J-GLOBAL ID:200903067799840211

ダブル塗工紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-311600
公開番号(公開出願番号):特開平6-158597
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】表面強度に優れ、且つモットリング及びストリーク欠陥が少なく、しかもブレード方式で高速にダブル塗工することが可能なオフセット印刷に適したダブル塗工紙の製造方法を提供する【構成】顔料及び接着剤を主成分とする塗工組成物をセルロースパルプを主成分とする原紙の上に下塗り層及び上塗り層としてブレード方式で塗工することからなるダブル塗工紙の製造方法において、上塗り層用塗工組成物として、特定の粘度を有する顔料水分散液を含有させた塗工組成物を使用し、下塗り層用塗工組成物としては、脂肪族共役ジエン、芳香族ビニル単量体及びその他の共重合可能な単量体からなる2種類の単量体混合物の各々特定量を2段階に分けて乳化重合させて得られた特定の平均粒子径とゲル含有量を有する共重合体ラテックスを含有させた塗工組成物を使用する。
請求項(抜粋):
顔料及び接着剤を主成分とする塗工組成物をセルロースパルプを主成分とする原紙の上に下塗り層及び上塗り層としてブレード方式で塗工することからなるダブル塗工紙の製造方法において、上塗り層に用いる塗工組成物としては、固形分濃度65重量%の水分散液としたときに10〜70cpsの見かけ粘度を有する顔料水分散液を含有する塗工組成物を用い、下塗り層に用いる塗工組成物としては、顔料100重量部当り、平均粒子径が0.07〜0.20μmでかつゲル含有量が40〜85重量%である共重合体ラテックス5〜18重量部を配合した塗工組成物を用い、前記共重合体ラテックスは、下記の単量体混合物(a)を乳化重合し、得られた乳化重合物の40〜80重量部に下記の単量体混合物(b)の20〜60重量部を追加して添加して全体を100重量部とした後さらに乳化重合することによって得られたものであることを特徴とするダブル塗工紙の製造方法:単量体混合物(a)(イ)脂肪族共役ジエン 28〜45重量%(ロ)芳香族ビニル単量体 20〜61重量%(ハ)エチレン系不飽和カルボン酸エステル 10〜40重量%(ニ)エチレン系不飽和カルボン酸 1〜10重量%(ホ)共重合可能な前記(イ)〜(ニ)以外の化合物 0〜20重量%単量体の混合物(b)(1)脂肪族共役ジエン 15〜60重量%(2)エチレン系不飽和カルボン酸エステル 40〜80重量%(3)共重合可能な前記(1)、(2)及び芳香族ビニル単量体以外の化合物 0〜10重量%。
IPC (4件):
D21H 19/56 ,  D21H 19/80 ,  D21H 19/44 ,  D21H 17/34
FI (3件):
D21H 1/28 A ,  D21H 1/28 Z ,  D21H 3/38

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