特許
J-GLOBAL ID:200903067806765905
定常状態でのルミネセンスの存続時間による分析物の検出
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527721
公開番号(公開出願番号):特表平9-512446
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】本発明の方法および装置は、定常状態でのルミネセンス存続時間の測定によって、生体系内および生体系外で分析物濃度を決定する。該分析物によって消光される発蛍光団は自由にブラウン回転を受ける。発蛍光団(12)は、連続した線偏光された光(24)を照射される。放出ルミネセンスは、該励起光の偏光面に対して平行および垂直なベクトル成分(36、38)に分離される。ルミネセンス異方性を消光物質濃度と相関させた数学的関数が使用される。励起状態を衰退させない分析物では、既知量の分析物が消光分子またはエネルギー転移受容体に共役され、標識分析物と未標識分析物とが標識担体分子上の点を競合する競合反応が設定される。担体標識発光バンドでのルミネセンス異方性を分析物濃度に相関させた経験的に求められる数学的関数が使用される。
請求項(抜粋):
粘性媒体中の与えられた分析物の濃度を測定するための、当該分析物によって消光されるルミネセンス存続時間を有するルミネセンス発光プローブ物質の使用方法であって、 (a)与えられた分析物によって消光されるルミネセンス存続時間(τ)を有するルミネセンス発光プローブ物質を、該ルミネセンス発光プローブ分子が自由にブラウン回転を受ける粘性媒体内の位置であって、該消光分析物の濃度が決定される前記粘性媒体内の位置に導入し; (b)励起光の偏光面に対して平行なベクトル成分および垂直なベクトル成分をもつルミネセンスを生じるように、該ルミネセンス発光プローブ物質によって強力に吸収される波長で、該媒体に連続した線偏光された光を照射し; (c)前記照射媒体から放出されたルミネセンスを前記励起光の偏光面に対して平行なベクトル成分および垂直なベクトル成分に分離し; (d) 前記照射された媒体の場所的または時間的なルミネセンス異方性を計算し; (e)消光分析物の濃度にルミネセンス異方性を相関させた式の形の数学的関数を適用するルミネセンス発光プローブ物質の使用方法。
IPC (4件):
A61B 5/14 310
, A61B 10/00
, G01N 21/64
, G01N 21/78
FI (5件):
A61B 5/14 310
, A61B 10/00 E
, G01N 21/64 B
, G01N 21/64 C
, G01N 21/78 C
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