特許
J-GLOBAL ID:200903067835732641
α化加工米の製造方法及びその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯野 政雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248319
公開番号(公開出願番号):特開平5-056760
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】α化加工米の製造方法及びその装置に関するもので、炊飯の基本的技術を応用再現することによって得られた加工米が炊飯時に、浸漬や米研ぎを不要であって、単に一定量の水を加えるだけで従来の炊飯方法に比べて短時間で簡単に炊飯できることにより、炊飯作業を省力化すると共に、食味の均一化した美味しいご飯が炊けるということと、高品質の上質米から低品質米に関わらず風味を損なわずに品質が安定した加工米が得られるようにしたことを目的とする。【構成】搗精白米又は玄米から成る原料米を洗米し、且つ充分な浸漬を行い、浸漬した米粒の周面の水分量を任意に加減脱水できる脱水機で一定の水分量に調整した後、気密性のある加熱容器内に移し、この容器内の米粒にマイクロ波を一般の炊飯加工と同じ温度条件になるように照射加熱加工を施し、煮熱された加工米を真空減圧容器内に移して減圧すると共に冷却乾燥を行い、含水量が20〜40%で、最も好ましくは26%〜28%の範囲になるように調整し、且つ炊飯加工時の加水量を米粒と水の容積率が1:1で、且つ重量比が1:1.3で炊飯できるようにしたものである。
請求項(抜粋):
搗精白米又は玄米から成る原料米を洗米し、且つ充分な浸漬を行い、浸漬した米粒の周面の水分量を任意に加減脱水できる脱水機で一定の水分量に調整した後、気密性のある加熱容器内に移し、この容器内の米粒にマイクロ波を一般の炊飯加工と同じ温度条件になるように照射加熱加工を施し、煮熱された加工米を真空減圧容器内に移して所定の減圧をすると共に冷却乾燥を行い、含水量が20%〜40%の範囲になるように調整して成ることを特徴とするα化加工米の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭63-105646
-
特開昭63-181962
前のページに戻る