特許
J-GLOBAL ID:200903067836010739

超強靱鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原崎 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210188
公開番号(公開出願番号):特開平5-112809
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 鋼材の表層、内部とも均一な超微細オーステナイト結晶粒を得て、靱性が非常に優れ、しかも降伏比が高く、低温などの過酷な条件下においても高い衝撃値を示す超強靱鋼を得ることにある。【構成】 長手方向に対して同一断面形状を有する中実の鋼材(試験板a)を、誘導加熱コイル1に挿通し、鋼材(試験板a)と誘導加熱コイル1の相対的位置を鋼材(試験板a)の長手方向に移動しながら、誘導加熱コイル1に流す電流の交流周波数、電力及び送り速度を調整して加熱鋼材(試験板a)の表面と内部中心の温度差を50度C以内に保って、オーステナイト化温度直上までAc1変態点からAc3 変態点までの変態温度区間を急速加熱し、その後、急速加熱した鋼材(試験板a)を直ちに焼入れが完了する温度まで急速冷却し、焼入れ終了後、焼もどしを行ない、表層から中心部まで均質な超強靱鋼を得る。
請求項(抜粋):
長手方向に対して同一断面形状を有する中実の鋼材を、誘導加熱コイルに挿通し、鋼材と誘導加熱コイルの相対的位置を鋼材の長手方向に移動しながら、誘導加熱コイルに流す電流の交流周波数、電力及び送り速度を調整して加熱鋼材の表面と内部中心の温度差を50度C以内に保って、オーステナイト化温度直上までAc1 変態点からAc3 変態点までの変態温度区間を急速加熱し、その後、急速加熱した鋼材を直ちに焼入れが完了する温度まで急速冷却し、焼入れ終了後、焼もどしを経て表層から中心部まで均質な超強靱鋼を得ることを特徴とする超強靱鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 1/18 ,  C21D 1/42 ,  C21D 9/00
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開昭60-245721
  • 特開昭60-245721
  • 特開昭60-245721
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