特許
J-GLOBAL ID:200903067851555440

血液成分分離装置および血小板採取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-222692
公開番号(公開出願番号):特開平9-047505
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】白血球の除去率が高い高品質の血液製剤が得られる。【解決手段】血液成分分離装置1は、遠心ボウル4と、その回転駆動装置5と、遠心ボウル4に血液等を導入する第1のライン2と、遠心分離された血液成分を回収する第2のライン3と、中継バッグ25と、血液または血液成分を移送する第3のライン8と、光学センサー61〜64と、制御手段と、血液貯留部106を有する第3のライン10と、第1のライン2、第3のライン8にそれぞれ設置されたポンプ91、92とを有する。この装置1では、血液貯留部106から供給された血液を遠心ボウル4にて遠心分離し、分離された血小板を回収する際、中継バッグ25に貯留された血液または血液成分を第3のライン8を介して遠心ボウル4内に導入し、分離された血液成分同士の界面を移動させ、これにより血小板を流出させる。
請求項(抜粋):
血液を複数の血液成分に分離するとともに分離された血液成分を移送する血液成分分離装置であって、内部に貯血空間を有する回転可能なローターと、前記貯血空間に連通する流入口および流出口とを有し、前記ローターの回転により前記流入口より導入された血液を前記貯血空間内で複数の血液成分に遠心分離する遠心分離器と、前記流入口に接続された第1のラインと、前記流出口に接続された第2のラインと、血液または血液成分を一時的に貯留する中継容器と、一端が前記中継容器と接続され、他端が前記第1のラインおよび/または第2のラインに接続された第3のラインとを有し、前記遠心分離器により複数に分離された血液成分のうちの目的とする血液成分を前記貯血空間から取り出す際に、前記中継容器から血液または血液成分を前記第3のラインを介して前記貯血空間へ供給し、前記貯血空間内における血液成分同士の界面を移動させて前記目的とする血液成分を前記第2のラインを介して回収することを特徴とする血液成分分離装置。
IPC (2件):
A61M 1/02 520 ,  B04B 11/00
FI (2件):
A61M 1/02 520 ,  B04B 11/00 Z

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