特許

J-GLOBAL ID：200903067855395374

サスペンション組立体

発明者： 吉田 恵
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-259088
公開番号（公開出願番号）：特開平10-106183
出願日： 1996年09月30日
公開日（公表日）： 1998年04月24日
要約：

【要約】【課題】 磁気ヘッドの高速位置決め時に励起されるサスペンションの低次の振動モードの内の特にサーボ不安定性の要因となるオフトラック方向へのヘッド変位を伴う振動モードに対し、その振動振幅及び振動の継続時間を低減し、磁気ヘッドの高速位置決めを安定して成し得るサスペンション組立体を提供すること。【解決手段】 ヘッドスライダ1を支持するジンバルばね2と、このジンバルばね2を先端部に備えたサスペンション3とを有し、このサスペンション3の他端部がヘッドアーム4を介して駆動保持手段に保持されたサスペンション組立体において、ヘッドスライダ1に装備された磁気ヘッドの複数の要素に接続する複数の信号線を、サスペンション3の有するいずれかの固有振動モードの節に沿って配線したこと。

請求項（抜粋）：

磁気ヘッドを備えたヘッドスライダを支持するジンバルばねと、このジンバルばねを先端部に装備したサスペンションとを備え、このサスペンションの他端部がヘッドアームを介してアクチュエータ等の駆動保持手段に保持された磁気ディスク装置用のサスペンション組立体において、前記ヘッドスライダに装備された磁気ヘッドの複数の要素に接続する複数の信号線を、少なくともサスペンションの有するいずれかの固有振動モードの節に沿って配線したことを特徴とするサスペンション組立体。