特許
J-GLOBAL ID:200903067856214705

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205768
公開番号(公開出願番号):特開平10-153779
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】背面照明装置を構成する部材にドットパターンを形成して液晶セル全体を均一に照明するに際し、モアレやドット見えの発生を抑圧する。【解決手段】背面照明装置の導光板又は光学部材の反射面に、光を反射,散乱,屈折,回折,吸収,透過,偏光あるいは偏向させるための凸状,凹状,光学的性質に変化を持たせるあるいは光学的活性を付与するドットのパターンを設け、このパターンとしては、動径分布関数に関して所定の条件を満たすように、乱数を用いてランダムなパターンとする。このようなドットパターンを規則性パターンであるカラーフィルタと重ね合わせても、モアレが発生することがないし、また、ドット間で重なり防止の処理を施すことにより、ドット間で重なったり、異常に接近することがなく、ドット見えも防止することができる。
請求項(抜粋):
液晶セルと、該液晶セルの背面に配置され少なくとも導光板を含む背面照明装置とを具備した液晶表示装置において、上記導光板の上面又は下面、若しくは該導光板の上面あるいは下面に配置した光学部材の少なくともいずれかに、光を反射あるいは散乱あるいは屈折あるいは回折あるいは吸収あるいは透過あるいは偏光あるいは偏向させる凸部状または凹部状のドット、あるいは光学的性質に変化を持たせたドット、あるいは電気光学効果などの光学的活性を付与したドットが配置形成され、上記導光板若しくは上記光学部材での該ドットの形成面の全面積の80%以上の領域内で、次の条件、即ち、該ドットの形成面を1〜4mm<SP>2</SP> の正方形領域に区切り、該正方形領域内において、各ドット毎に求められる該ドットから見たドットの配列関係に応じた動径分布関数g(R)を加重平均して最小二乗法により近似して得られる関数G(R)が、R/R0が3〜6の範囲で、0<S1/S2<0.4、但し、R:各ドットについて、その中心位置からそれ以外のドットの中心位置までの距離、R0:該正方形領域の一辺の長さを該正方形領域中のドット数の平方根で割った値、S1:R/R0が3〜6の範囲内で、G(R)とG(R)の平均値との差をR/R0で積分して得られる値、S2:R/R0が3〜6の範囲内で、G(R)の平均値をR/R0で積分して得られる値を満たす関数であるように、上記ドットが配置形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/1335 530 ,  G02B 6/00 331 ,  G09F 9/00 336
FI (3件):
G02F 1/1335 530 ,  G02B 6/00 331 ,  G09F 9/00 336 J
引用特許:
審査官引用 (3件)

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