特許
J-GLOBAL ID:200903067858164470

オゾン及び過酸化水素を用いる水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中尾 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174399
公開番号(公開出願番号):特開2001-000984
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】汚染物質濃度が変動する被処理水を処理して処理水の水質を一定水準にする。【解決手段】水処理において、汚濁物質濃度が高いときにはオゾン及び過酸化水素の添加量を共に高く、低いときには共に低く制御すれば、効率的に処理できる。また、オゾンの添加量と被処理水中の溶存オゾン濃度との関係は濃度をパラメータとしてほぼ平行な一次式にまとめられる。これらの関係を利用し実際操業においては、被処理水にオゾンを添加して溶存オゾン濃度を測定し、同量のオゾン添加に対し予め求めておいた、基準溶存オゾン濃度と測定溶存オゾン濃度との差と溶存オゾン濃度の好ましい目標値との関係から、目標の溶存オゾン濃度になるようにオゾンを添加し、さらに、溶存オゾン濃度及び過酸化水素添加量を制御する。
請求項(抜粋):
被処理水にオゾン及び過酸化水素を添加する水処理方法において、A 操業に先立ち(1)被処理水について、オゾンの添加量と被処理水中の溶存オゾン濃度との関係を一次式にまとめて基準線とし、(2)溶存オゾン濃度の基準値と測定値との差と、溶存オゾン濃度の目標値との関係を一次式としてあらかじめ設定しておき、(3)別途、溶存オゾン濃度に対する好適な過酸化水素添加量を設定しておいて、B 操業においては、(4)被処理水にオゾンを添加して溶存オゾン濃度を測定し、(5)(4)と同量のオゾン添加に対する基準溶存オゾン濃度と、(4)で測定した溶存オゾン濃度との差から前記(2)の関係を用い、溶存オゾン濃度の目標値を設定してオゾンを添加し、(6)さらに前記(3)の関係を用いて溶存オゾン濃度及び過酸化水素添加量を制御することを特徴とするオゾン及び過酸化水素を用いる水処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/72 ,  C02F 1/78
FI (2件):
C02F 1/72 Z ,  C02F 1/78
Fターム (12件):
4D050AA03 ,  4D050AA12 ,  4D050AA13 ,  4D050AA17 ,  4D050AB03 ,  4D050AB04 ,  4D050AB06 ,  4D050AB07 ,  4D050BB02 ,  4D050BB09 ,  4D050BD06 ,  4D050BD08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 水処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-254803   出願人:株式会社タクマ

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