特許
J-GLOBAL ID:200903067858197212

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210497
公開番号(公開出願番号):特開平8-066007
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 出力の小さい方の出力端子を短絡した場合にも出力トランスの出力を絞って容量の小さな整流用のダイオードやスイッチング素子の破壊を防止すること。【構成】 出力端子2とグランドGND間とを短絡した場合、出力端子2はグランドレベルとなるため、トランジスタQ3 はオフし、トランジスタQ3 のコレクタの電位V2 は上昇する。これにより、抵抗R8 →ダイオードD4 →抵抗R3 →発光ダイオードPD→ダイオードD5 →抵抗R9 →出力端子2→グランドGNDと電流が流れることで、フォトカプラPC1 の発光ダイオードPDに電流が流れる。この発光ダイオードPDに流れる電流を調整することで、出力トランスTの1次側の保護回路11bにて出力トランスTの出力を絞るように制御させる。
請求項(抜粋):
1次巻線(NP )、出力巻線(N2 )及び帰還巻線(NB )を有する出力トランス(T)と、上記出力トランス(T)の1次巻線に一端が接続され帰還巻線(NB )に制御端子を接続した発振用のスイッチング素子(Q1)とを備え、上記出力トランス(T)の出力巻線(N2 )からは複数の出力を出し、それぞれの出力には整流用のダイオード(D1 )(D2 )及び平滑用のコンデンサ(C3 )(C4 )をそれぞれ有し、複数の出力のうち大きい出力と比較してかなり小さい出力を出す出力端子(2)側に流れる電流や電圧を検出し上記スイッチング素子(Q1 )を制御して過電流制御や定電圧制御を行うべく出力トランス(T)の出力を絞るように制御を行う制御回路(11)を備えたスイッチング電源装置において、上記出力端子(2)とグランド(GND)間との短絡時のみ出力の大きい出力端子(1)側から電流を上記制御回路(11)に流して該制御回路(11)による過電流制御を行わせる短絡保護回路(12)を備えていることを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 1/00 ,  H02M 3/28 ,  H02M 3/338
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • スイッチングレギュレータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-144714   出願人:沖電気工業株式会社
  • 電源回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-070741   出願人:松下電器産業株式会社
  • スイッチング電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-357059   出願人:株式会社村田製作所
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