特許
J-GLOBAL ID:200903067862501465

高度浄水処理におけるオゾン処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126064
公開番号(公開出願番号):特開平8-318286
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 処理水の水質と溶存オゾン、排オゾン、オゾン注入率及びUVの関係により、被処理水の水質に基づいた制御を実施することによって適正なオゾン注入率によってオゾン処理塔の運転を実施することを目的とする。【構成】 高度浄水処理におけるオゾン処理において、第1のUV計11により被処理水のUVを計測するとともに第2のUV計12によりオゾン処理水のUVを計測し、更にDO3計13により計測されたオゾン処理水の溶存オゾン濃度と、気相オゾン濃度計10により計測された発生オゾン濃度及び排オゾン濃度と、被処理水の流量計2,オゾン処理水の流量計6,発生オゾンの流量計5及び排オゾンの流量計9の計測値を制御因子として制御装置14で適正なオゾン注入率を演算し、制御出力18によってオゾン発生機の駆動状態をコントロールするようにした高度浄水処理におけるオゾン処理方法と装置を提供する。
請求項(抜粋):
被処理水をオゾン処理塔に流入して、オゾン発生機から得られるオゾンガスを該オゾン処理塔内の底壁近傍に配置された散気管から被処理水中に対向流として放散し、所望とするオゾン処理を行ってからオゾン処理水槽内に流入するようにした高度浄水処理におけるオゾン処理において、第1の紫外線吸光光度計により被処理水の紫外線吸光度を計測するとともに第2の紫外線吸光光度計によりオゾン処理水の紫外線吸光度を計測し、更に溶存オゾン濃度計により計測されたオゾン処理水の溶存オゾン濃度と、気相オゾン濃度計により計測された発生オゾン濃度及び排オゾン濃度と、被処理水及びオゾン処理水の流量及び発生オゾンガス・排オゾンガスの流量を計測して、上記第1,第2の紫外線吸光光度計と溶存オゾン濃度計、気相オゾン濃度計及び各流量計の計測値を制御因子として制御装置に入力し、この制御装置で得られる制御出力によってオゾン注入率Dを下記の(9)式 D=〔DO31266/(0.689η)〕 〔Q/(0.682V)(E/(1-E))〕1/(-13088) ・・・・・・・・・(9) ここでDO3:オゾン処理塔内の平均オゾン濃度η:吸収効率Q:オゾン処理水量V:オゾン処理塔容量に基づいて求めて前記オゾン発生機の駆動状態をコントロールすることを特徴とする高度浄水処理におけるオゾン処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/78 ,  C01B 13/10 ,  G01N 21/33
FI (3件):
C02F 1/78 ,  C01B 13/10 D ,  G01N 21/33

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