特許
J-GLOBAL ID:200903067863608719

領域判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253393
公開番号(公開出願番号):特開平8-115428
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 指定領域の頂点をマーカで指定させることにより、隣合う辺が直交する直角多角形領域の領域指定を可能にし、さらに原稿上に余分な指定マークがあっても、あるいはマークを誤検出した場合でも、それを識別し無効にすることでより正確に領域判別できる領域判別装置を提供する。【構成】 読み取り装置101によって読み取った原稿から、マークが指定する点の位置を点位置検出回路102によって検出し、領域の原稿読み取り装置に対する傾きから各点を基底座標系に座標変換する基底座標変換回路103、各点を基底軸方向への点集合に分類する点集合分類回路104、直角多角形領域の頂点部分を表さない点を識別するエラー点判定回路105と、多角形領域判別回路106によって頂点指示による領域判別装置が可能になる。
請求項(抜粋):
一つあるいは複数からなる隣合う辺が直交する直角多角形領域の各頂点をマークで指定した原稿を、走査し画像データとして読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段で読み取った画像データから、マークが指定する点の位置を検出する点位置検出手段と、前記画像データから前記直角多角形領域と前記読み取り装置との傾きを検出し、前記直角多角形領域を構成する任意の辺に平行な第1軸と、前記第1軸と直交する第2軸からなる基底座標系を設定し、前記点の基底座標を算出する基底座標算出手段と、前記基底座標算出手段によって基底座標が決定したすべての点について、第2軸座標が互いに所定の範囲にある第1軸方向に関する点集合と、第1軸座標が互いに所定の範囲にある第2軸方向に関する点集合に分類する点集合分類手段と、前記点集合分類手段で求めた前記点集合内の各点について、各点が属する第1軸方向に関する前記点集合と、第2軸方向に関する前記点集合に属する点の個数を求め、どちらか一方でも前記点集合内の点の個数が1である点を第1種エラー点として識別し、識別した前記第1種エラー点を除いた残りの点から前記第1種エラー点が識別されなくなるまで、識別を繰り返すエラー点判定手段と、前記エラー点判定手段によってエラー点と識別された点を除いた各点の位置から、前記直角多角形の領域を判別する多角形領域判別手段を具備することを特徴とする領域判別装置。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  H04N 1/387

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