特許
J-GLOBAL ID:200903067864494725

可搬型補助記憶装置の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065551
公開番号(公開出願番号):特開平6-028111
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】フロッピーディスクなどの、可搬型補助記憶装置に対する管理データの書き込み回数を少なくする。【構成】制御装置2の外部記憶装置制御部22は、挿抜スイッチ部14によって可搬型補助記憶装置13への可搬型記憶媒体の挿入を検出すると、可搬型記憶媒体から、バックアップ電源12でバックアップされた高速記憶部11に可搬型補助記憶装置13を制御するための管理データを格納する。以後、中央制御部22から起動された外部記憶装置制御部21は、可搬型記憶媒体の記憶する管理データをアクセスせずに、高速記憶部11が格納した管理データをアクセスする。また、可搬型記憶媒体への管理データの書き換えを行う場合には、挿抜スイッチ部14が可搬型記憶媒体の可搬型補助記憶装置13からの抜き取りを物理的に禁止する。外部記憶装置制御部21が抜き取りの依頼を挿抜スイッチ部14を介して検出した場合には、高速記憶部11が格納している管理データを可搬型補助記憶装置13の可搬型記憶媒体に移してから、可搬型記憶媒体の抜き取り禁止を解除する。
請求項(抜粋):
制御装置と、この制御装置がバスを介して制御する複数の外部記憶装置とから成り、前記外部記憶装置は挿抜可能な可搬型記憶媒体を含む可搬型補助記憶装置と、この可搬型補助記憶装置を制御するための管理データを格納するRAMを含む高速記憶部と、電源断発生時に前記高速記憶部が記憶する管理データを保持するためのバックアップ電源と、前記可搬型補助記憶装置への前記可搬型記憶媒体の挿入,抜取り要求を入力する機構及び抜取りを物理的に禁止及び解除する機構を合わせもつ挿抜スイッチ部とを有し、前記制御装置は前記可搬型記憶媒体が前記可搬型補助記憶装置に挿入されたのを前記挿抜スイッチ部から検出すると前記可搬型記憶媒体が記憶している管理データを前記高速記憶部に格納する外部記憶装置制御部を有し、前記外部記憶装置制御部は、前記管理データが前記高速記憶部に格納された場合には、中央処理装置からの命令に対して、前記高速記憶部が格納した管理データをアクセスし、前記高速記憶部が格納していた管理データの書き換えを行う場合には、前記可搬型記憶媒体の抜き取りを前記挿抜スイッチ部によって物理的に禁止し、前記挿抜スイッチ部から抜き取りの依頼を検出した場合には、前記高速記憶部が格納していた管理データを前記可搬型記憶媒体上に移してから、前記抜き取り禁止を解除する機能を備えることを特徴とす可変型補助記憶装置の制御方式。

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