特許
J-GLOBAL ID:200903067864696913

電線用圧着端子の取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-317123
公開番号(公開出願番号):特開2001-135447
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 圧着過程で生じる端子と電線との干渉を回避するとともに、簡易な構造にして連続的な圧着作業を可能とする電線用圧着端子の取付装置を提供する。【解決手段】 圧着端子の取付装置は、圧着端子4を移送経路2に沿って移送し、この移送過程にて、圧着端子4を順次所定の圧着位置に位置付ける。圧着位置の下方には、クリンパ24が固定して配置されており、フラットケーブルなどの電線はクリンパ24上に供給される。圧着プレス機の作動により、昇降スライダ16が下降すると、それに連動してフィード爪80が圧着端子4を移送し、そして、センタアンビル26が下降して圧着位置の圧着端子4をアンビル24に押し付ける。センタアンビル26は、その下降過程で圧着端子4を端子キャリア6から切り離し、この切り離された圧着端子4は、左右一対のサイドアンビル28により保持される。従って、圧着端子4はその初期姿勢を保持したまま電線に打ち付けられ、その端子バレルにて電線に圧着(カシメ)される。
請求項(抜粋):
長尺な帯状をなす端子キャリアの一側縁から側方に突出して形成され、基端部に半筒状の端子バレルを有し且つ前記端子キャリアの長手方向に間隔を存して連なる複数の圧着端子を、個々に前記端子キャリアから切り離すとともに前記端子バレルにて電線に圧着させる電線用圧着端子の取付装置において、前記圧着端子を前記端子キャリアとともにその長手方向に案内する移送経路と、前記移送経路を通じて前記端子キャリアを前記間隔ずつ間欠的に繰り出し、前記圧着端子を所定の圧着位置に順次移送する移送手段と、前記移送経路の近傍に固定して設けられ、前記圧着位置にて前記端子バレルと対向するクリンパと、前記移送経路を挟んで前記クリンパから離間する待機位置と前記クリンパに近接する作動位置との間を往復自在に設けられたアンビルと、前記圧着端子の移送と同期して前記アンビルを往復動させる駆動手段と、前記アンビルの往復動と同期して前記電線を前記クリンパ上に供給する供給手段と、前記アンビルの往復経路の途中に設けられ、前記端子キャリアをその厚み方向に挟み込んで支持するとともに、前記アンビルと協働して前記圧着端子に対する切れ刃を形成するカッタ部材と、前記アンビルの前記作動位置への移動に伴い前記圧着端子が前記端子キャリアから切り離されたとき、前記アンビルの往復経路にて前記圧着端子の初期姿勢を保持する保持手段とを具備したことを特徴とする電線用圧着端子の取付装置。
IPC (3件):
H01R 43/048 ,  H01R 43/052 ,  H01R 43/055
FI (3件):
H01R 43/048 Z ,  H01R 43/052 ,  H01R 43/055
Fターム (10件):
5E063CB05 ,  5E063CB07 ,  5E063CB13 ,  5E063CB19 ,  5E063CC05 ,  5E063CD01 ,  5E063CD13 ,  5E063CD21 ,  5E063CD23 ,  5E063XA05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-147287
  • 特開平3-147287
  • 特開平3-147287

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