特許
J-GLOBAL ID:200903067869920749

活性生物学的試料調製用の装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-512651
公開番号(公開出願番号):特表2001-500966
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】生物学的物質の電気的試料調製用のシステムおよび方法は、試料調製につき、異なる電荷-質量比および/または分離物質に対する試料成分の異なる親和性を利用する。集積システムを、生物学的物質の受入、細胞選択、試料精製、試料濃縮、緩衝液交換、複雑度低減および/または診断および解析のプロセスのいくつかまたは全てを行なうのに供する。1つの具体例において、緩衝液を受けるように適合させた1以上の試料チャンバーを、トラップまたは他の親和性物質を含むことができるスペーサー領域に隣接して形成し、調製されるべき物質の電気泳動的運動は電極の操作により影響される。本発明のもう1つの態様において、トランスポーターまたはディップスティック(dipstick)が働いて、核酸、最も詳しくはDNAおよび/またはRNAのごとき物質の輸送を収集し、可能にする。1つの具体例において、膜またはトラップを該スペーサー領域に形成したチャネルに合致するように適合させたフレームに収容する。本発明のもう1つの具体例において、生物学的試料調製用の電気泳動システムを、該溶液内の物質の移動を制御するように異なる電荷-質量比を利用するような方法で操作する。1つの態様において、それらの物質の空間的拡散を低減するような方法で、2つの電極の操作によって選択物質のバンチングを達成する。本発明のもう1つの態様において、垂直配列した試料調製ユニットは上部容器および収集チャンバーを含む。好ましくは、試料を予備調製し、濃縮し、電気泳動をして導電性ポリマーに接触させ、核酸を該導電性ポリマーに向けて移動させ、非目的の物質を該導電性ポリマーから離すように移動させる。細胞選択、精製、複雑度低減および診断を一緒に行なうことができる集積システムを記載する。好ましい具体例において、細胞分離および試料精製を第一の領域で行ない、変性、複雑度低減および診断の工程を第二の領域で行なう。
請求項(抜粋):
緩衝液を受けるように適合させた第一試料チャンバー、 緩衝液を受けるように適合させた第二試料チャンバー、 目的の物質-対-非目的の物質に対して異なる効果を有するトラップを供する第一試料チャンバーおよび第二試料チャンバー間に配置されたスペーサー領域、 第一試料チャンバー内にある場合の緩衝液と電気的に接触するように適合した第一電極、および 第二試料チャンバー内にある場合の緩衝液と電気的に接触するように適合した第二電極を含むことを特徴とする、非目的の物質から目的の物質を分離するように適合した活性生物学的試料調製用装置。
FI (2件):
G01N 27/26 325 E ,  G01N 27/26 315 D

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