特許
J-GLOBAL ID:200903067873961247

血液透析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142904
公開番号(公開出願番号):特開平5-146506
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【構成】 電磁弁25、27を開いて電磁弁26、28を閉じ、変位可能な隔壁により分離されたバッファ容器18の給液室22から定量ポンプ34によって透析器15を介してバッファ容器18の廃液室24に一定量の透析液の流れを生じさせ、電磁弁26、28を開いて電磁弁25、27を閉じ、定量ポンプ34によって透析器15を介して定量容器17の廃液室23に一定量の透析液の流れを生じさせると共に定量ポンプ34より流量の大きいポンプ30によって定量容器17の給液室21からバッファ容器18の給液室22に透析液を供給する。このことを交互に繰り返すことによって、透析器15に連続流を生じさせる。【効果】 透析器に連続して透析液の流れが生じさせることができる。しかも頻繁な故障の原因となり得る電磁弁の数も少なく、簡単な配管系で実現することができ、信頼性、経済性そして保守性の高い透析装置を提供することが可能となった。
請求項(抜粋):
透析器へ透析液と血液を供給し、透析器内に設けられた浸透性半透膜を介し透析液と血液を接触させ、血液から老廃物および水分を除去する血液透析装置において、透析器と、前記透析器の透析液供給口に接続された給液ラインと、前記透析器の透析液排液口に接続された排液ラインと、変位可能な隔壁により分離された2室からなり、第1の室が前記給液ラインと接続され、第2の室が前記排液ラインと接続された定量容器と、変位可能な隔壁により分離された2室からなり、第1の室が前記透析液供給口と前記定量容器の前記第1の室の接続部との間における前記給液ラインに接続され、第2の室が前記透析液廃液口と前記定量容器の前記第2の室の接続部との間における前記排液ラインに接続されたバッファ容器と、前記定量容器の隔壁の変位に応じて前記定量容器と前記バッファ容器との間における前記給液ライン及び前記排液ライン内の透析液の流れを一方向に生じさせる手段と、前記バッファ容器と前記透析器の間における前記給液ラインまたは排液ラインに設けられ、前記透析器に透析液の流れを生じさせる機構と、前記定量容器の前記第1の室から透析液を送出し、その透析液の一部を前記バッファ容器の第1の室に貯留すると共に、前記透析器を介して前記定量容器の前記第2の室に透析液の流れを生じさせ、次いで前記定量容器の前記第1の室に透析液が外部より供給されているときに、前記バッファ容器の前記第1の室に貯留している透析液を前記透析器を介して前記バッファ容器の前記第2の室に送出することを交互に繰り返す制御手段と、を備えたことを特徴とする血液透析装置。
IPC (2件):
A61M 1/14 310 ,  A61M 1/14 357
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-072379
  • 特開昭63-105769

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