特許

J-GLOBAL ID：200903067893818998

ユニバーサルジョイント

発明者： 田中 伸一 ,  清水 剛
出願人/特許権者： 日本ピストンリング株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-294844
公開番号（公開出願番号）：特開2003-097591
出願日： 2001年09月26日
公開日（公表日）： 2003年04月03日
要約：

【要約】【課題】バックラッシがなく、かつ高剛性で高耐久性を有するユニバーサルジョイントを提案する。【解決手段】 一対のハブの中間に挿入され、一平面内の互いに直角な4方向にピン孔を有し、このピン孔に打ち込まれるピン4を介して前記ヨークに係合するブロック体とを備えたユニバーサルジョイントであって、薄板積層動圧軸受を、ピンとこれに係合するヨークの軸受孔との隙間に組み込み、該薄板積層動圧軸受のシャフトガイドにラジアル方向に与圧を付与するように挿入する。ヨークの軸受孔の径を、軸受外径の基準値に対し1.3 %以下小さい軸受孔径として、薄板積層動圧軸受のラジアル方向に与圧を付与することが好ましい。これにより、バックラッシの発生が防止され、ねじり剛性の向上、耐久性の向上が得られる。

請求項（抜粋）：

先端に径方向に開いた一対のヨークを有し、駆動軸および被駆動軸の端部に取り付けられる一対のハブと、これら一対のハブの中間に挿入され、一平面内の互いに直角な4方向にピン孔を有し、このピン孔に打ち込まれるピンを介して前記ヨークに係合するブロック体とを備えたユニバーサルジョイントであって、前記ブロック体に打ち込まれるピンとこれに係合するヨークの軸受孔との隙間に、薄板積層動圧軸受を、該薄板積層動圧軸受のラジアル方向に与圧を付与するように挿入したことを特徴とするユニバーサルジョイント。