特許
J-GLOBAL ID:200903067899851920

全差動増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-142472
公開番号(公開出願番号):特開平7-007340
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】コアアンプの各接続点を低インピーダンス化し寄生容量の影響をなくした全差動増幅器において、コモンモードフィードバック回路も低インピーダンス化し、従来この回路が高速化を阻害していたという問題を解決する。【構成】基準電位Vref と正出力V0(+)とを入力とする差動対の出力電流と、基準電位Vref と負出力V0(-)とを入力とする差動対の出力電流との和電流をトランジスタQ43により求める。和電流を、トランジスタQ43とトランジスタQ46とトランジスタQ47とのカレントミラー接続により、トランジスタQ21/Q22で構成される差動増幅器の能動負荷(トランジスタQ23及びQ24)のバイアス電流に加えるようにして、フィードバックループを構成し、差動増幅器のコモンモード出力電位と基準電位Vref とが等しくなるように制御する。
請求項(抜粋):
能動負荷を備えた差動増幅器の正負両出力端子の動作点電圧をコモンモードフィードバック回路で設定するように構成された全差動増幅器において、前記コモンモードフィードバック回路が、外部から与えられる基準電位と前記差動増幅器の正出力電位とを入力とする第1の差動対と、前記基準電位と前記差動増幅器の負出力電位とを入力とする第2の差動対と、前記第1の差動対の出力電流と前記第2の差動対の出力電流との和電流を前記差動増幅器の能動負荷のバイアス電流に加える和電流帰還手段とを含んでなり、前記差動増幅器のコモンモード出力電位と前記基準電位との差異を前記和電流を介して前記差動増幅器に電流帰還することにより、前記差動増幅器のコモンモード出力電位と前記基準電位とが等しくなるように制御する構成であることを特徴とする全差動増幅器。
IPC (2件):
H03F 3/45 ,  H03F 3/345
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-208006

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