特許
J-GLOBAL ID:200903067908366258
トロイダル型無段変速装置の転動面仕上げ加工方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184562
公開番号(公開出願番号):特開平8-049755
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 トロイダル型無段変速装置のパワーローラ、入出力ディスクにおいて、仕上げ面精度の高い転動面を得ることができ、トロイダル型無段変速装置における回転トルクの伝達効率の向上を可能とするトロイダル型無段変速装置の転動面仕上げ加工方法を提供する。【構成】 トロイダル型無段変速装置において入力ディスク2、出力ディスク3およびパワーローラ4の互いに接触する転動面の仕上げ加工を行なうに際し、トロイダル型無段変速装置を組立てた後、回転トルクを入力してパワーローラ4を入力ディスク2および出力ディスク3の対向面に押付けた状態にし、入力ディスク2および出力ディスク3とパワーローラ4との間にラッピング砥粒Gを介在させ、転動面をラッピング加工する方法とした。
請求項(抜粋):
エンジン等からの回転トルクが入力される入力ディスクと、入力ディスクに対向配置される出力ディスクと、入力ディスクおよび出力ディスクの対向面間に摩擦接触されるパワーローラと、入力される回転トルクの大きさに応じて入力ディスク、出力ディスクおよびパワーローラ間に働く押し付け力を変化させる機構を備え、入力ディスク、出力ディスクおよびパワーローラ間に介在させたトラクション油によって入力ディスクから出力ディスクへの回転トルクの伝達を行ない、かつ、パワーローラの傾転によって入力ディスクと出力ディスクとの間の回転速度比を変えて変速後のトルクを出力ディスクから出力することを基本的構成とするトロイダル型無段変速装置において、入力ディスク、出力ディスクおよびパワーローラの互いに接触する転動面の仕上げ加工を行なうに際し、トロイダル型無段変速装置を組立てた後、回転トルクを入力してパワーローラを入力ディスクおよび出力ディスクの対向面に押付けた状態にし、入力ディスクおよび出力ディスクとパワーローラとの間にラッピング砥粒を介在させ、転動面をラッピング加工することを特徴とするトロイダル型無段変速装置の転動面仕上げ加工方法。
IPC (2件):
引用特許:
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