特許
J-GLOBAL ID:200903067914366766

可変バルブタイミング機構付き内燃機関のアイドル回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312159
公開番号(公開出願番号):特開平11-148381
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関において可変バルブタイミング機構(VVT)が故障した際に、故障したVVTの数に応じたISCを行うことにより、アイドリング時の内燃機関の回転不安定を防止し、エンジンストールを防ぐ。【解決手段】 1つのVVTが進角異常である場合(S110で「NO」またはS120で「YES」)、すべて正常である場合(S100,S120で「NO」)のISCの目標回転数(S130)およびISCVの開度(S135)より大きく設定し(S140,S145)、2つのVVTが進角異常である場合には(S100,S110で「YES」)、更に大きく設定している(S150,S155)。このように異常なVVTの数がISCの目標回転数およびISCVの開度に反映されるので、異常なVVTの数によらずアイドル回転が不安定化するのを防止することができ、効果的にエンジンストールを防止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関に複数設けられたバンクの各々において吸気バルブおよび排気バルブの一方または両方のバルブタイミングを調整する可変バルブタイミング機構を備えると共に、アイドリング時の内燃機関の回転数を目標回転数へ制御する内燃機関のアイドル回転数制御装置であって、前記可変バルブタイミング機構の各々における実バルブタイミングを検出するバルブタイミング検出手段と、前記可変バルブタイミング機構の各々において、前記バルブタイミング検出手段にて検出された実バルブタイミングにより推定される実バルブオーバーラップが、目標とするバルブタイミングにより推定される目標バルブオーバーラップに対して、許容量を越えて大きいか否かを検出するオーバーラップ異常検出手段と、前記可変バルブタイミング機構のいずれかにおいて、前記オーバーラップ異常検出手段にて実バルブオーバーラップが目標バルブオーバーラップに対して、許容量を越えて大きいと検出された場合には、該許容量を越えて大きい可変バルブタイミング機構の数に応じて、前記アイドリング時の内燃機関の目標回転数を補正するアイドル目標回転数補正手段と、を備えたことを特徴とする可変バルブタイミング機構付き内燃機関のアイドル回転数制御装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02B 75/22 ,  F02D 41/04 315 ,  F02D 41/16 ,  F02D 41/22 301
FI (6件):
F02D 13/02 K ,  F01L 1/34 Z ,  F02B 75/22 D ,  F02D 41/04 315 ,  F02D 41/16 P ,  F02D 41/22 301 H

前のページに戻る