特許
J-GLOBAL ID:200903067915586948

製鋼廃棄物の金属酸化物の処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082079
公開番号(公開出願番号):特開平11-310832
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 高炉ダスト、純酸素転炉ダスト、ミルスケール、含油スラッジ等の製鋼廃棄物の金属酸化物から、鉄を回収し亜鉛や他の混入物を分離する処理法の改良に関する。鉄の金属化濃度を95%、もしくは、それ以上であり、亜鉛酸化物の除去を99%以上で達成可能な処理法を提供する。【解決手段】 本発明による処理法は、廃棄金属酸化物の混合物に、全炭素含有量が16〜22%となる量の粉コークスを、そのサイズの50%以上が+60メッシュ以上であるものを混合する工程と、約12.7〜19.05mmの厚みを有するブリケットを形成するため、混合物をブリケッティングする工程と、鉄を金属化し、亜鉛と他の酸化物を放出するため、回転炉床炉内でブリケットを焼成する工程を含む。
請求項(抜粋):
高炉ダスト、純酸素転炉ダスト、スラッジとミルスケールを含む、製鋼プラントにおける廃棄酸化物から、鉄、亜鉛と鉛を分離、回収する処理法であって、次の工程、a)乾質廃棄酸化物とスラッジを混合することで、炭素と、鉄、亜鉛と鉛の成分を含む混合物を形成する工程と、b)約16〜約22重量%の全炭素含有量にするに足る量の微粒子コークスを、上記混合物に添加する工程と、c)アルカリ結合剤なしで上記混合物をブリケッティングすることによって、約12.7〜約19.05mmの厚みを有する未焼結ブリケットを形成する工程と、d)1093.3°Cを超える温度の回転炉床炉内で、上記未焼結ブリケットを焼成することで、鉄酸化物を鉄元素に還元し、亜鉛と鉛を放出させる工程と、e)製鋼処理に供するため、回転炉床炉から焼成ブリケットを抽出する工程と、f)回転炉床炉の下流において、放出した亜鉛と鉛を回収する工程を含む製鋼廃棄物の金属酸化物の処理法。
IPC (7件):
C22B 1/16 101 ,  C21B 3/04 ,  C21B 13/08 ,  C22B 7/00 ,  C22B 7/02 ,  C22B 13/02 ,  C22B 19/30
FI (7件):
C22B 1/16 101 ,  C21B 3/04 ,  C21B 13/08 ,  C22B 7/00 H ,  C22B 7/02 A ,  C22B 13/02 ,  C22B 19/30
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 直接還元プロセス及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-118433   出願人:ジアメタラジカルプロセシイズ,インコーポレイテツド
  • 特開平2-228411
  • 特開昭56-072137
引用文献:
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