特許
J-GLOBAL ID:200903067917331866

水質浄化処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛西 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-301386
公開番号(公開出願番号):特開平11-104616
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 浄化対象水域からの取水中に極々微細な気泡を発生させると共に酸素成分を溶け込ませ、それらを対象水域中に連続的に放出すること。【解決手段】 吸気管1、外郭筒3、内郭筒4、導水板5、回転する磁石付散水板6、回転軸7、水中モータ8を含有する。回転式内郭筒4と外郭筒3間では、発生した渦流により、空気を水に混合して無数の微小気泡を生成させると共に該気泡中の酸素成分を該取水中に溶け込ませることが出来る。磁石付散水板6と導水板5間では、ポンピング作用と電磁作用との相乗作用により、上方から入来する微小気泡を更に分割・極微細化すると共に、該気泡中の酸素成分を更に該水中に溶け込ませることが出来る。
請求項(抜粋):
1又は複数個の吸気管(1,...)と、外郭筒(3)と、内郭筒(4)と、導水板(5)と、磁石付散水板(6)と、回転軸(7)と、水中モータ(8)と、複数個の支柱(9,9,...)とを含有し、上記外郭筒(3)の頂壁内の中心点には、軸受(3b)が配設され、同頂壁内の1若しくは複数個の偏心点、又は同外郭筒(3)の上部周壁の1又は複数個の点にはそれぞれ、吸気孔(3p,...)が穿設され、同上部周壁の他の1又は複数個の点にはそれぞれ、吸水口(2,...)が穿設され、上記導水板(5)の中央部には、比較的大径の空孔が形成され、上記磁石付散水板(6)は、回転板(6d)と、複数個の永久磁石(6m,6m,...)とを含有し、該回転板(6d)の上面には、複数個の埋め溝が放射状に穿設され、該各埋め溝には、該各永久磁石(6m,6m,...)の一方の磁極が各個に埋め込まれ、それらの各他方の磁極は各埋め溝から各個に上方に突出せしめられ、上記外郭筒(3)の各吸気孔(3p,...)には、上記各吸気管(1,...)の終端部が機密且つ水密に接続され、上記導水板(5)の内周部は、上記外郭筒(3)の下端部に接続され、その外周部は、上記複数個の支柱(9,9,...)によって、上記水中モータ(8)の上方に、支持・固定され、上記回転軸(7)の上端部は、上記軸受(3b)によって回転自在に支持されると共に、その下端部は、水中モータ(8)の回転軸に連結され、上記内郭筒(4)は、上記外郭筒(3)の中心軸線上に、上記回転軸(7)によって軸支され、上記内郭筒(4)の外周面と上記外郭筒(3)の内周面との間には、上記各吸気管(1,...)から流入した空気を上記各吸水口(2,...)から流入した処理対象水に混合して無数の微小な気泡を生成させると共に該各気泡中の酸素成分を該処理対象水中に可及的に溶解させるための、第1の間隙(g1)が形成され、上記磁石付散水板(6)は、上記導水板(5)と平行に、上記回転軸(7)によって軸支され、上記磁石付散水板(6)の上面と上記導水板(5)の下面との間には、上記第1の間隙(g1)から流入した上記処理対象水中の全ての気泡を更に分割して極微細化すると共に、該各気泡中の酸素成分を上記処理対象水中に可及的に溶解させるための、第2の間隙(g2)が形成されている、水質浄化処理装置。

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