特許
J-GLOBAL ID:200903067919567131

クランク室過給式V型エンジン搭載車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144655
公開番号(公開出願番号):特開平9-324649
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 クランク室過給式エンジンは、吸気系手段と排気系手段とに加えて、加圧空気を燃焼室に導く加圧吸気系手段を必要とするので、通常のクランク室過給式でないエンジンと比較すると構成部材が多くなるため、車両に搭載する場合、前記吸気系手段、排気系手段、及び加圧吸気系手段をどのように配置するかが課題となっている。【解決手段】 クランク室過給式V型エンジン搭載車両のエンジンを、二つのクランク軸と、各クランク軸に対してシリンダ軸線が垂直になるように配置された気筒とで構成し、かつ、前記二つのクランク軸を、それらが反対方向に回転するように配置して、全ての気筒に対する前記吸気系手段及び排気系手段を二つのクランク軸の気筒間に形成されるバンク空間に配置し、前記加圧系手段を対応する気筒におけるバンク空間の反対側に配置すると共に、前記エンジンを、該エンジンのクランク軸が車体前進方向に対して垂直に、且つ車体の水平面に対して平行になり、また、該エンジンのシリンダがクランク軸を通る水平面に対して上側になるように搭載する。
請求項(抜粋):
複数の気筒を有し、それらの気筒が180 ゚以内の角度でV型に拡開され、前記気筒のクランク室内において新気を加圧し、加圧した新気を、各気筒毎に加圧吸気通路及び吸気バルブを含む加圧吸気系手段を介して各気筒の燃焼室に導くとともに、燃焼室から排気バルブを含む排気系手段により排気を排出するように構成されたクランク室過給式V型エンジンを搭載する車両において、前記エンジンを、二つのクランク軸と、各クランク軸に対してシリンダ軸線が垂直になるように配置された気筒とで構成し、かつ、前記二つのクランク軸を、それらが反対方向に回転するように配置して、全ての気筒に対する前記吸気系手段及び排気系手段を二つのクランク軸の気筒間に形成されるバンク空間に配置し、前記加圧系手段を対応する気筒におけるバンク空間の反対側に配置すると共に、前記エンジンを、該エンジンのクランク軸が車体前進方向に対して垂直に、且つ車体の水平面に対して平行になり、また、該エンジンのシリンダがクランク軸を通る水平面に対して上側になるように搭載したことを特徴とするクランク室過給式V型エンジン搭載車両。
IPC (7件):
F02B 75/22 ,  B60K 5/04 ,  F02B 33/24 ,  F02B 67/00 ,  F02B 67/04 ,  F02B 67/06 ,  F02B 75/18
FI (7件):
F02B 75/22 A ,  B60K 5/04 A ,  F02B 33/24 ,  F02B 67/00 M ,  F02B 67/04 A ,  F02B 67/06 H ,  F02B 75/18 J

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