特許
J-GLOBAL ID:200903067925385100

インタンク式燃料ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181475
公開番号(公開出願番号):特開平9-032678
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 部品点数を少なくし、燃料タンク内部の燃料フィルタに静電気が発生するのを防止したインタンク式燃料ポンプ装置を提供することにある。。【構成】 燃料ポンプ10を収容する導電樹脂製のポンプケース9は、燃料タンク1の上タンク5に固定される絶縁樹脂製のブラケット3から吊下固定される。燃料ポンプ10から燃料タンク1の内部に戻す燃料中の異物を捕集するフィルタエレメント23を収容する導電樹脂製のフィルタケース24は、導電性ターミナル25によりポンプケース9に電気的に接続される。これにより、フィルタエレメント23と燃料流との摩擦によりフィルタケース24に静電気が発生した場合、フィルタケース24に加えてポンプケース9を含む広い外表面積をもつ部材から燃料中の水等を通して外部に放電しやすい。従って、タンク内樹脂部品の破損、破壊等が防止される。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプを前記燃料タンク内に設けるインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記燃料タンク内に設けられるブラケットと、前記燃料ポンプに供給される電源の負極とは絶縁された導電性のポンプハウジングを有し、前記ブラケットに固定されて前記燃料ポンプ内の燃料を汲み上げる燃料ポンプと、前記燃料ポンプから吐出された燃料のうち、前記燃料タンクに再び戻される戻し燃料中の異物を捕集するフィルタエレメントを収容し、前記燃料ポンプに供給される電源の負極とは絶縁された状態で前記ブラケットに固定される導電樹脂製のフィルタケースと、前記ポンプハウジングと前記フィルタケースとを電気的に接続する導電手段とを備えたことを特徴とするインタンク式燃料ポンプ装置。

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