特許
J-GLOBAL ID:200903067927396761

ケーブルクレーンのトロリー移動監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-003623
公開番号(公開出願番号):特開平8-192992
出願日: 1995年01月12日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】禁止域内への侵入を検知するケーブルクレーンのトロリー移動監視方法を提供する。【構成】両端固定ケーブル12上の摺動点13aと固定塔14上の固定点14aとの間に張設した旋回ケーブル16上でトロリー17を横行させるケーブルクレーン10に、固定ケーブル12の両端12a、12bと固定点14aの三次元座標を記憶し且つ摺動点13aの摺動距離Lnとトロリー17の横行距離Lmを入力してトロリー17の三次元座標を算出するメモリ21付き演算装置22を設ける。所定禁止域3と非禁止域との境界線上の複数地点の地表二次元座標を順次求めて演算装置22へ入力し、演算装置22により境界線内側の領域を算出してメモリ21に記憶する。トロリー17の移動時に演算装置22の算出するトロリー17の三次元座標を通る鉛直線とメモリ21の領域との交差を検出し、トロリー17の禁止域3への侵入を監視する。
請求項(抜粋):
作業域の片側に架設した両端固定ケーブル上で摺動可能な摺動点と前記作業域の反対側に設けた固定塔上の固定点との間に緊張状態に張設した旋回ケーブル上で横行可能なケーブルクレーンのトロリーの移動を監視する方法において、前記固定ケーブルの両端及び前記固定点の対地三次元座標を記憶し且つ前記各三次元座標と前記固定ケーブル一端からの前記摺動点の摺動距離と前記固定点からの前記トロリーの横行距離とに基づき前記トロリーの対地三次元座標を算出するメモリ付き演算装置を設け、所定禁止域と非禁止域との境界線上の複数地点の地表二次元座標を順次求めて前記演算装置へ入力し且つ前記演算装置により前記入力された二次元座標から前記境界線内側の領域を算出して前記メモリに記憶し、前記トロリーの移動時に前記演算装置の算出する前記トロリーの対地三次元座標を通る鉛直線と前記メモリに記憶した領域との交差の検出により前記トロリーの前記禁止域への侵入を監視してなるケーブルクレーンのトロリー移動監視方法。
IPC (3件):
B66C 13/48 ,  B66C 15/04 ,  B66C 21/00

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