特許
J-GLOBAL ID:200903067933120530

帯域分割による音声信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027599
公開番号(公開出願番号):特開平6-224788
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 相関性のある高S/Nと低S/Nの信号を得た際、高S/N信号による低S/Nの信号のノイズを抑制した帯域分割による音声信号処理装置の提供。【構成】 高S/Nの信号EAを分波器3に入力し、サブバンドf1の出力3-1をリミッタ13-1に加え、リミッタ13-1の出力と出力3-1とから引算回路14-1で差成分を作り、それをリミッタ15-1に加えて一定振幅とし、利得制御回路16-1で利得制御して加算回路17-1に加える。一方、低S/N信号EBを分波器4に入力し、サブバンドf1の出力4-1を加算回路17-1に加え、利得制御回路16-1の出力を加算し、その結果を引算回路19-1に加える。出力4-1はまたリミッタ18-1に加えられ、その出力を引算回路19-1で加算回路17-1の出力から引算して、その結果を加算回路10に加え、他のサブバンド出力の処理結果と合成し、合成出力EB’を得る。
請求項(抜粋):
SN比の異なる複数のチャンネル信号をそれぞれ異なる複数の帯域に分割、出力する帯域分割手段と、前記複数のチャンネルに対応して前記複数の帯域に分割された分割出力信号を合成し合成信号を得る合成手段と、を備える帯域分割による音声信号処理装置において、前記複数のチャンネルに対応させ、前記分割出力信号をそれぞれ振幅制限し出力する振幅制限手段と、前記複数のチャンネル信号のうちいずれか1つのチャンネル信号の分割出力信号と該分割出力信号の前記振幅制限手段により振幅制限された出力との第1差成分を出力する第1差成分出力手段と、前記第1差成分と上記1つのチャンネル信号以外の他のチャンネル信号の分割出力信号とを加算し加算出力を得る加算手段と、前記加算出力と上記他のチャンネル信号の分割出力信号との第2差成分を前記合成手段に与えるように出力する第2差成分出力手段と、を有することを特徴とする帯域分割による音声信号処理装置。

前のページに戻る