特許
J-GLOBAL ID:200903067936032268

フッ化ビニリデン系重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-216548
公開番号(公開出願番号):特開平5-239150
出願日: 1992年07月22日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 物性、加工性、純度等を何ら損なうことなく、球晶サイズの小さい結晶化特性を有するPVDFおよび懸濁重合方法によるその製法を提供する。【構成】 6フッ化プロピレン又は4フッ化エチレン(コモノマー)を1〜5重量%含有するフッ化ビニリデン単量体混合物を油溶性開始剤を用い、水性媒体中で懸濁重合するに際し、フッ化ビニリデン単量体の重合転化率10〜50%までは対数粘度[η1]が1.3〜1.9dl/gになるように重合し、該重合転化率において連鎖移動剤を添加して重合を継続し、最終的に得られる重合体の対数粘度[η2]が[η1]より0.3〜0.7dl/g小さく、かつ0.9〜1.3dl/gとなるように重合する。得られるPVDFのコモノマー含量は0.5〜4重量%、分子量分布(Mw/Mn)が2.2〜2.8である。
請求項(抜粋):
フッ化ビニリデン単量体を油溶性重合開始剤の存在下に水性媒体中で懸濁重合するに際し、6フッ化プロピレン及び/又は4フッ化エチレンから選ばれた単量体を共重合成分として全単量体の1〜5重量%使用し、重合開始からフッ化ビニリデン単量体の重合転化率10〜50%までは重合体の対数粘度[η1]が1.3〜1.9dl/gとなるように重合し、該重合転化率が10〜50%に達した時点で連鎖移動剤を重合系に添加して重合を継続し、最終的に得られる重合体の対数粘度[η2]を[η1]より0.3〜0.7dl/g小さく、かつ0.9〜1.3dl/gとなるように重合することを特徴とするフッ化ビニリデン系重合体の製造方法。
IPC (5件):
C08F214/22 MKM ,  C08F 2/38 MCL ,  C08F214/22 ,  C08F214:28 ,  C08F214:26
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-174605
  • 特開昭59-174605

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