特許
J-GLOBAL ID:200903067940608085

金属化フィルムコンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-224772
公開番号(公開出願番号):特開平11-067580
出願日: 1997年08月21日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高温使用におけるtanδの上昇がなく、静電容量の変化が小さい耐熱性ポリプロピレン金属化フィルムコンデンサを得ることを課題とする。【解決手段】 逐次二軸延伸法により製造されたフィルムで、120°Cにおける熱収縮率が、巻取の流れ方向で2.0%以下、幅方向で0.5%以下であり、かつ、フィルムの流れ方向の5%伸応力が49MPa以上の二軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い、該フィルムの少なくとも片面に金属蒸着を施した金属化フィルムを巻回した素子を熱プレスするコンデンサの製造方法であって、該熱プレスは真空中で行い、かつ、0.3°C/分〜1°C/分の速度範囲で常温から120°C〜130°Cまで昇温し、その温度で2時間以上行うことを特徴とする、金属化フィルムコンデンサの製造方法。
請求項(抜粋):
逐次二軸延伸法により製造されたフィルムで、120°Cにおける熱収縮率が、巻取の流れ方向で2.0%以下、幅方向で0.5%以下であり、かつ、流れ方向の「応力-伸び」測定においてフィルムが5%伸びた時の引張り応力が49MPa以上の二軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い、該フィルムの少なくとも片面に金属蒸着を施した金属化フィルムを巻回した素子を熱プレスするコンデンサの製造方法であって、該熱プレスは真空中で行い、かつ、0.3°C/分〜1°C/分の速度範囲で常温から120°C〜130°Cまで昇温し、その温度で2時間以上行うことを特徴とする、金属化フィルムコンデンサの製造方法。

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