特許
J-GLOBAL ID:200903067959488137
測距測角装置並びに平面線形測量方法及び平面線形測量装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029238
公開番号(公開出願番号):特開平5-223568
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】作業者の熟練を要することなく、短時間で測量を実行可能とするために、計測光ビームを水平面に沿って回転させるプレーン型測距測角儀を得る。【構成】プレーン型測距測角儀12の光波距離計36の計測光ビームB1 は、モータ22で回転するペンタプリズム30により水平面に沿って回転しながら出射される。光波距離計36は、計測光ビームB1 に対するターゲットからの反射光ビームB2 を検出し、ターゲットまでの水平距離を測定する。エンコーダ40はモータ22の回転角に比例するパルスを発生する。制御装置42は、光波距離計36による反射光ビームB2 の検出とエンコーダ40のパルスとに基づいて、プレーン型測距測角儀12とターゲットとの間の水平角度を算出する。これら測定された距離と角度のデータは、制御装置42からアンテナ48を通じて無線で外部のデータ処理装置へ送信される。
請求項(抜粋):
計測光ビームを少なくとも二つのターゲットに順次に入反射させることにより、上記計測光ビームの出射位置と何れか一つの反射位置との間の水平直線距離と、上記計測光ビームの出射位置と二つの反射位置とがなす水平角度とを測定する測距測角装置であって、計測光ビームを出射し、この計測光ビームに対する一つの上記ターゲットから反射した反射光ビームの検出に基づき、上記計測光ビームの出射位置と一つの反射位置との間の直線距離を計測する測距手段と、この測距手段に、その光軸と同軸に配置された同軸視準光学系と、上記反射光ビームが検出されている期間に亘って反射光ビーム検出信号を発生する検出信号発生手段と、上記測距手段の光軸上に配置され、計測光ビームと反射光ビームとを互いに直角に偏角させ、且つ反射光ビームには計測光ビームの光路を逆行させる光路変換手段と、上記測距手段の光軸と同軸な回転中心軸線回りに、上記光路変換手段を一定速度で回転させる回転手段と、上記直線距離が水平直線距離となるように、少なくとも上記測距手段と光路変換手段と回転手段とを整準させる整準手段と、上記回転手段の回転角に比例するパルスを発生するパルス発生手段と、上記パルスと上記反射光検出信号とに基づいて、上記水平角度を計測する測角手段と、計測された上記水平直線距離及び水平角度のデータ信号を外部へ送信すると共に、上記測距測角装置の制御のために外部から与えられるべき制御信号を受信する送受信手段とを備えると共に、外部からの計測光ビームを反射させる反射体を更に備えることにより、他の位置に配置された上記測距測角装置に対するターゲットとしての役割を兼ねることを特徴とする測距測角装置。
引用特許:
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