特許
J-GLOBAL ID:200903067960192772

水素の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院物質工学工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-154305
公開番号(公開出願番号):特開2000-086201
出願日: 1999年06月01日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 炭素系触媒を用いる炭化水素の接触熱分解で水素を製造する際に、低温化した反応条件により高い触媒活性を保持させて高収率で水素を製造する方法を提供する。【解決手段】 炭化水素の接触熱分解による水素の製造方法において、触媒としてグラファイト状物質を用い、反応器として、内管と外管とからなり、該内管の管壁が水素透過性管壁に形成され、かつ、その内管と外管との間の空間部にグラファイト状物質が充填された2重管構造の反応管を用い、その外管内に炭化水素をガス状で供給して該グラファイト状物質と接触させて分解させるとともに、該炭化水素の分解により生じた水素を該内管の管壁を通して内管内に移行させる方法である。 炭化水素類からCO2を排出することなく低温熱分解により触媒活性を保持して水素を製造できるから、水素をエネルギー源とする車載型燃料電池等に応用可能である
請求項(抜粋):
炭化水素の接触熱分解による水素の製造方法において、触媒としてグラファイト状物質を用い、反応器として、内管と外管とからなり、該内管の管壁が水素透過性管壁に形成され、かつ、その内管と外管との間の空間部にグラファイト状物質が充填された2重管構造の反応管を用い、その外管内に炭化水素をガス状で供給して該グラファイト状物質と接触させて分解させるとともに、該炭化水素の分解により生じた水素を該内管の管壁を通して内管内に移行させることを特徴とする水素の製造方法。
IPC (4件):
C01B 3/26 ,  B01J 8/06 ,  B01J 8/06 301 ,  B01J 21/18
FI (4件):
C01B 3/26 ,  B01J 8/06 ,  B01J 8/06 301 ,  B01J 21/18 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-154629
  • 特開平3-217227
  • 特開平1-219001
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