特許
J-GLOBAL ID:200903067964536743

建築物基礎の補強方法及び補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344674
公開番号(公開出願番号):特開平10-168902
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 既存の建築物基礎の基礎スラブにおいて、補強コンクリートや補強筋を用いて圧縮補強を施した補強方法及び補強構造を提供する。【解決手段】 基礎10の垂直部10b内側所定位置に所定間隔で多数の水平穴10cを設ける工程、水平穴10cのそれぞれに差し筋14の一端部を挿入結合し他端部側が基礎の垂直部10b内側の空間に片持ち梁状に延在するようになす工程、基礎10に囲まれた領域に、有機系又は無機系のいずれかの補強繊維を混入した高強度且つ高流動化の補強用コンクリ-ト15を多数の前記差し筋15を被覆する高さまで流し込む工程、外柱を支える垂直部10bの上部両側面の所定位置に、垂直部10bの長手方向に水平に所定の断面形状を有する凹所10dを設ける工程、及び、凹所10dの各に長尺の補強材16を埋め込み、固着手段19により垂直部10dに固着する工程とを備える。
請求項(抜粋):
建築物を支える水平部と該水平部に直角に一体的に連結された垂直部とにより構成される基礎スラブが、建築物の底部の土台に沿って連続的に設けられることにより、既設の建築物の重量に対する地盤反力を受ける建築物基礎を補強する方法であって、前記基礎の垂直部内側所定位置に所定間隔で多数の有底状もしくは貫通状の水平穴を設ける工程と、前記水平穴のそれぞれに差し筋の一端部を挿入結合し他端部側が前記基礎の垂直部内側の空間に片持ち梁状に延在するようになす工程と、そして、前記基礎に囲まれた領域に、有機系又は無機系のいずれかの補強繊維を混入した高強度且つ高流動化の補強用コンクリ-トを多数の前記差し筋を被覆して構造的に必要な高さまで流し込む工程と、を備えてなることを特徴とする建築物基礎の補強方法。
IPC (3件):
E02D 27/08 ,  E04C 5/03 ,  E04G 23/06
FI (3件):
E02D 27/08 ,  E04C 5/03 ,  E04G 23/06

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