特許
J-GLOBAL ID:200903067968016167

移動通信基地局用アレーアンテナ装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-044826
公開番号(公開出願番号):特開平11-243359
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、移動通信基地局用アレーアンテナ装置及びその制御方法において、隣接基地局からの干渉波を低減すると共に、通信端末に対するアンテナの指向特性を広い円形のエリアにすることを目的とする。【解決手段】 第1の送受信装置及び第2の送受信装置とアンテナアレーと第1の振幅位相可変器と第2の振幅位相可変器とを用いて、第1の基準方向から到来する第1の既知信号と第1の振幅位相可変器を通った受信信号とを合成した第1の合成信号を生成し、第1の既知信号と第1の合成信号との誤差を最小化する第1のパラメータを第1の振幅位相可変器に与え、第1の基準方向と反対の第2の基準方向から到来する第2の既知信号と第2の振幅位相可変器を通った受信信号とを合成した第2の合成信号を生成し、第2の既知信号と第2の合成信号との誤差を最小化する第2のパラメータを第2の振幅位相可変器に与える。
請求項(抜粋):
第1の送受信装置及び第2の送受信装置と、それらに共通にもしくは個々に接続されるアンテナアレーと、該アンテナアレーを構成する複数の素子の各々の信号と前記第1の送受信装置との間で各入出力信号の振幅及び位相を変える第1の振幅位相可変器と、前記アンテナアレーを構成する複数の素子の各々の信号と前記第2の送受信装置との間で各入出力信号の振幅及び位相を変える第2の振幅位相可変器とを用いて、所定の第1の基準方向を中心として±90度の範囲内に限定された方向から到来する少なくとも1つの第1の既知信号を生成し、前記第1の既知信号と、前記第1の送受信装置で受信され前記第1の振幅位相可変器を通った受信信号とを合成した第1の合成信号を生成し、前記第1の既知信号と、前記第1の合成信号との誤差を最小化する第1の振幅及び位相値を算出して該第1の振幅及び位相値を前記第1の振幅位相可変器に与え、前記第1の基準方向に対して反対の第2の基準方向を中心として±90度の範囲内に限定された方向から到来する少なくとも1つの第2の既知信号を生成し、前記第2の既知信号と、前記第2の送受信装置で受信され前記第2の振幅位相可変器を通った受信信号とを合成した第2の合成信号を生成し、前記第2の既知信号と、前記第2の合成信号との誤差を最小化する第2の振幅及び位相値を算出して該第2の振幅及び位相値を前記第2の振幅位相可変器に与えることを特徴とする移動通信基地局用アレーアンテナの制御方法。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H01Q 3/26
FI (3件):
H04B 7/26 S ,  H01Q 3/26 Z ,  H01Q 3/26 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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