特許
J-GLOBAL ID:200903067979334349

内燃機関の燃焼状態検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043833
公開番号(公開出願番号):特開平9-137770
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 両極ディストリビュータレス型点火装置を備えた内燃機関の燃焼状態を、ハイテンションコードにイオン電流検出用の電圧センサを設けることなく、また高価な高耐圧ダイオードを用いることなく、高精度に検出できるようにする。【解決手段】 点火プラグ12a,12bの放電時に点火コイル14の一次巻線L1に発生する高電圧により分圧回路30を充電し、その充電電圧により点火コイル14の二次巻線L2の中間点に正極性電圧を印加して、内燃機関が正常燃焼したときに分圧回路20から点火コイル14側にイオン電流が流れるようにする。そして、分圧回路30にて得られた分圧電圧を検出回路20に入力し、分圧電圧の減衰特性を検出することにより、内燃機関の正常燃焼/失火を判定する。この結果、点火用高電圧に耐え得る高価な高耐圧の漏洩防止用ダイオードを用いることなく、点火プラグ12a,12bにイオン電流検出用の高電圧を印加できる。
請求項(抜粋):
点火コイルの一次巻線に流す一次電流の断続により二次巻線の両端に正負一対の点火用高電圧を発生させ、該点火用高電圧を内燃機関の気筒に装着した一対の点火プラグに各々印加する両極ディストリビュータレス型点火装置において、上記点火プラグの火花放電後に流れるイオン電流に基づき内燃機関の燃焼状態を検出する内燃機関の燃焼状態検出方法であって、前記点火プラグへの点火用高電圧印加後に、前記点火プラグが火花放電を起こさない正極性の高電圧を、前記二次巻線の中間点に印加し、該電圧印加後の中間点の電圧を容量分圧にて検出して、該電圧の減衰特性から内燃機関の燃焼状態を検出することを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出方法。
IPC (2件):
F02P 17/12 ,  G01M 15/00
FI (2件):
F02P 17/00 F ,  G01M 15/00 Z

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