特許
J-GLOBAL ID:200903067993845372

ATMにおける付加情報伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-064783
公開番号(公開出願番号):特開平5-268256
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】セルの空き領域に複数のATM交換機間で行われるATM通信を制御する情報を格納し、ATM交換網の多重化効率の向上を図るATMセル化方式を提供することを技術的目的とする。【構成】セル生成部(6)、セル分解部(7)、通信制御情報検出部(5)、制御部(4)を有してなるセル制御手段(1)と、転送路(3)を通じてATMセルの交換処理を行う複数のATM交換機(2)とから構成され、前記制御部(4)は、前記セル生成部(6)により生成されたATMセルが余剰領域を有する場合に、この余剰領域にATM交換機間で行われるべきATM通信を制御する通信制御情報を格納させて送信先へ送信することを特徴とするATMセル化方式とした。
請求項(抜粋):
LAN間、計算機間で授受されるデータをセル単位に分割して転送する非同期転送通信(ATM)網において、セル生成部(6)、セル分解部(7)、通信制御情報検出部(5)、制御部(4)を有してなるセル制御手段(1)と、転送路(3)を通じてATMセルの交換処理を行う複数のATM交換機(2)とを備え、前記セル制御手段(1)がLANまたは計算機からデータを受け取った場合、前記通信制御情報検出部(5)は、当該LAN又は計算機との間で行われるべき通信の制御情報をLANデータ又は計算機データから検出し、前記セル生成部(6)は、当該データを固定長のデータに分割し、その各々にATMヘッダを付与してATMセルを生成し、前記制御部(4)は、前記セル生成部(6)により生成されるATMセルが余剰領域を有するか否かを判別して、余剰領域を有する場合には、前記通信制御情報検出部(5)により検出される通信制御情報をこの余剰領域に格納させてATM交換機(2)へ転送し、前記セル制御手段(1)がATM交換機(2)からATMセルを受け取った場合、前記制御部(4)は、当該ATMセルが余剰領域を有するか否か、さらに余剰領域を有する場合にはその余剰領域に通信制御情報が格納されているか否かを判別し、通信制御情報を格納している場合には、前記通信制御情報検出部(5)により当該通信制御情報を検出し、前記セル分解部(7)は、当該ATMセルからATMヘッダを取り除くと共に、ATMヘッダを取り除かれた固定長データを組み合わせて当該LANデータ又は計算機データを復元することを特徴とするATMにおける付加情報伝送方式。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04L 12/28 ,  H04L 12/66
FI (3件):
H04L 11/20 Z ,  H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 B

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