特許
J-GLOBAL ID:200903067994251000

ガス識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-074150
公開番号(公開出願番号):特開平8-271468
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 たとえば、給油機に適用するため、ガソリンガスと軽油ガスとを識別可能な低価格で信頼性の高いガス識別装置を提供する。【構成】 2つの熱伝動式ガスセンサを用いる。第1のセンサは参照用素子3と参照用ヒータ用電力印加および抵抗検出回路16で構成され、第2のセンサは検出用素子7とガス検出用ヒータ用の電力印加および抵抗検出回路18とで構成される。参照用素子3の密閉容器2には標準ガス2Aとして空気を密閉封入し空気のみを参照用ヒータ1に接触させる。検出用素子7の容器5にはガス流入口6を設けてガス検出用ヒータ4に被検ガスとしてのガソリンガスまたは軽油ガスを接触させる。回路16と回路18とで、ガスに接触して変化する参照用ヒータ1およびガス検出用ヒータ4の抵抗値を検出し、これらの抵抗値を識別処理装置22で信号処理して被検ガスを識別して、その結果を識別結果出力装置24に出力する。
請求項(抜粋):
第1のヒータ、該第1のヒータを収容する密閉容器を有し、該密閉容器内に標準ガスを封入した第1の熱伝動式ガス検知部と、第2のヒータと、該第2のヒータを収容し該第2のヒータに接触する被検ガスを導入する開口を有する容器とを有する第2の熱伝動式ガス検知部と、第1の熱伝動式ガス検知部の第1のヒータに電力を印加するとともにそのヒータの放熱特性を検出する第1の電力印加・ヒータ特性検出手段と、第2の熱伝動式ガス検知部の第2のヒータに電力を印加するとともにそのヒータの放熱特性を検出する第2の電力印加・ヒータ特性検出手段と、第1の電力印加・ヒータ特性検出手段からの第1のヒータ特性検出信号と第2の電力印加・ヒータ特性検出手段からの第2のヒータ特性検出信号とを入力し、それらのヒータ特性検出信号のパターンに基づいて前記被検ガスの種類を識別する識別処理手段とを有するガス識別装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭55-157097
  • 特開昭60-198446
  • 特開昭52-048397
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