特許
J-GLOBAL ID:200903067998207773

光記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102385
公開番号(公開出願番号):特開平8-297838
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【構成】 基板側から波長620nm〜690nmのレーザー光を入射し、案内溝上に集光したレーザー光により記録層の膜厚を10〜30%変化させて、反射層に到達したレーザー光の位相差を生じさせ、位相差による反射光量の変化を読みとる光記録方法であって、光記録媒体の記録層が、ガラス転移点が50°C以上でかつ主減量開始温度が250°Cより高い樹脂あるいはガラス転移温度が50°C未満でかつ主減量開始温度が100〜250°Cである樹脂と有機色素とを含むものであるか、または主減量開始温度が150〜270°Cで、主減量開始温度〜(主減量開始温度+100°C)の温度領域での減量が20〜40%である有機色素単層である。【効果】 位相差を利用することにより、高密度記録を実現するために良好な微小記録部を形成することができ、記録前後の膜厚変化量が微少であっても大きな記録変調度を有することができ、波長620nm〜690nmの短波長記録に好適な記録方法を提供することができる。
請求項(抜粋):
案内溝を有する透明基板上に、少なくとも、光吸収体を含む記録層、金または銀を主成分とする金属反射層の順に積層した光記録媒体に、透明基板側から波長620nm〜690nmのレーザー光を入射し、案内溝上に集光したレーザー光により記録層の膜厚を10〜30%変化させて、反射層に到達したレーザー光の位相差を生じさせ、位相差による反射光量の変化を読みとる光記録方法であって、光記録媒体の記録層が、ガラス転移点が50°C以上でかつ主減量開始温度が250°Cより高い樹脂、あるいはガラス転移温度が50°C未満でかつ主減量開始温度が100〜250°Cである樹脂と有機色素からなる層であるか、または、主減量開始温度が150〜270°Cで、主減量開始温度〜(主減量開始温度+100°C)の温度領域での減量が20〜40%である有機色素からなる層であることを特徴とする光記録方法。
IPC (3件):
G11B 7/00 ,  B41M 5/26 ,  G11B 7/24 516
FI (3件):
G11B 7/00 K ,  G11B 7/24 516 ,  B41M 5/26 Y

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