特許
J-GLOBAL ID:200903067998234606

ラマン分光法による化学組成物のオンライン定量分析

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-510685
公開番号(公開出願番号):特表2000-516342
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】化学組成物の1種又はそれ以上の選択された構成成分を、ラマン分光法によりその場で定量的に監視するための方法は、実質的に単色の放射線源で、参照物質と1種又はそれ以上の構成成分を含有する化学組成物とを同時に照射すること、この放射線は、この線源を、組成物と連結している光学プローブに接続する励起導管によって、この線源から化学組成物に送られる、1つより多い波長で、収集導管によって光学プローブに接続された分光写真器の手段によって、参照物質及び化学組成物のコンボリューションされたラマンスペトルを同時に獲得すること、参照物質の標準ラマンスペクトルを選択すること、参照物質のコンボリューションされたラマンスペクトル及び標準ラマンスペクトルから、コンボリューションされたスペクトルのコンボリューション関数を決定すること、化学組成物のコンボリューションされたラマンスペクトルを調節するためにこのコンボリューション関数を適用して、組成物の標準ラマンスペクトルを作ること並びに前決定された較正手段を化学組成物の標準ラマンスペクトルに適用することからなり、それによって、コンボリューションラマンスペクトルの獲得の時点での組成物の化学構成成分を確認することができる。
請求項(抜粋):
化学組成物の1種又はそれ以上の選択された構成成分を、ラマン分光法によりその場で定量的に監視するための方法であって、(a)実質的に単色の放射線源で、参照物質と1種又はそれ以上の化学的構成成分からなる化学組成物とを同時に照射すること(該放射線は、該線源から、該化学組成物と連結している光学プローブに送られ、該線源は、励起導管の手段によって該プローブに接続されている)、 (b)1つより多くの波長で、該化学組成物から離れて設置されている分光写真器の手段によって、該参照物質のコンボリューションされたラマンスペクトル及び該化学組成物のコンボリューションされたラマンスペクトルを同時に獲得すること(該分光写真器は収集導管の手段によって該光学プローブに接続されている)、 (c)該参照物質の標準ラマンスペクトルを選択すること、 (d)該参照物質のコンボリューションされたラマンスペクトル及び標準ラマンスペクトルから、コンボリューション関数を決定すること、 (e)該化学組成物のコンボリューションされたラマンスペクトルを調節するために該コンボリューション関数を適用し、それによって該化学組成物の標準ラマンスペクトルを作ること並びに、 (f)前決定された較正手段を該化学組成物の該標準ラマンスペクトルに適用することからなり、それによって、該コンボリューションされたラマンスペクトルの獲得の時点での該化学組成物の1種又はそれ以上の選択された構成成分の量を確認することができる方法。
IPC (2件):
G01N 21/65 ,  G01J 3/44
FI (2件):
G01N 21/65 ,  G01J 3/44

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