特許
J-GLOBAL ID:200903068006175014

固体高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278492
公開番号(公開出願番号):特開平10-125338
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】反応ガス中の水蒸気の液化が防止され、さらには面内が均一に冷却される高性能で、かつ低コストでコンパクトに製作されるものとする。【解決手段】燃料電池積層体に組み込むセパレータ10、11の外周部近傍に酸化剤ガス入口1、燃料ガス入口3、冷却媒体入口5を配し、中心部近傍に酸化剤ガス出口2、燃料ガス出口4、冷却媒体出口6を配して、酸化剤ガスと燃料ガスと冷却媒体を外周部より中心部へと通流し、酸化剤ガスと燃料ガスの温度が出口側ほど高くなるようにする。また、例えば燃料ガス通流溝8の屈曲部に溝の深さを浅くした突起部9を設けることにより、背面を流れる冷却媒体が連続した通流路を通流できるよう構成する。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜からなる平板状の電解質層の両主面に酸化剤電極と燃料電極を配し、その両外面に、ガス通流溝を電極側に備えたセパレータを配設して形成される単電池を複数個積層して燃料電池積層体を構成し、隣接するセパレータとセパレータとの間に冷却媒体を通流して一定温度に保持し、酸化剤電極側のガス通流溝に酸化剤ガスを、また燃料電極側のガス通流溝に燃料ガスを通流して電気化学反応により発電する固体高分子電解質型燃料電池において、前記の冷却媒体、燃料ガスおよび酸化剤ガスが、それぞれ燃料電池積層体の外周部近傍に設けられた入口より供給され、燃料電池積層体の中心部近傍に設けられた出口より排出されるよう通流されていることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/02 C ,  H01M 8/10

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